2010年10月03日

MTBでリハビリ走

最近の運動の比重は、トレイルランとハイキングにめっきり傾いているのだけれど、意外とMTBだけは、乗っている。

ほぼ、3週間に2回くらいだけれど、MTBも楽しい。それに、MTBは乗らないと、その分だけ下手くそになるから、乗り続けないといけません。

左の肩が50肩なのか、強烈に痛みだして、昨日のハイキングでも、枝を左手で掴みそこねて、肩が大きく動いて、もう脱糞せんばかりの痛みに苦しんだのでした。

というわけで、MTBでも、左の肩が動かないように筋肉でカチカチに固めているので、なかなか滑らかには走れない。

MTBで一番怖いのが転倒だ。いや、転けるのは全く怖くないのだが、転けて、左手で手をついて、右肩が動くのが激しく怖い。そうなったら、激痛でお漏らししながら、失神することは間違いない。

以前、右の肩がこんなになっちゃったとき、2度転けて、手をついたことがあるのだが、本当に意識が遠のく感じがしたし、その転けた2カ所、多峯主山の裏、志木の法務局の階段、を痛みと共に忘れられないほどなのだ。

だから、スムーズには、走れないし、歩いている姿を妻に見てもらうと、左肩が落ちていたり、逆に上がったりしていて、肩が水平になっていることは少ないようだ。

走っているとき、右の肘はうまく前後に振れるのだが、左の肘は進行方向に動かないから、斜めに振るような形になってしまう。そうなると、多分、右足の歩幅と骨盤の出具合がちぐはぐになって、なんか、膝とか痛めそうな気配が濃厚。

ですが、地下足袋走法で、足は小幅にケイデンスで走るので、いまのところスコブル調子が良く、走る分には、全く問題がない。

そんなわけで、昨日の疲れもあるし、本日は、MTBでのんびりリハビリ。

サイクルハウス三上のマウンテンバイクツーリングに参加。

MTBに乗るのは、2週間ぶりかな?MTBは、乗らないとそれだけ下手くそになるから、最低限、一月に何回かは乗りたいと思っている。純粋に楽しいし。季節も良くなってきたし。

が、今日の路面は、ぐしゃぐしゃではなかったが、ツルツル。青苔で前輪がずるっと滑る様な所も多くて、なかなか楽しい。ニュートラルな姿勢を絶えず感知しながら、そんなツルツル路面を滑らないように下っていく。

トライアスリートのOさんと、色々な話をしながらMTB散歩という感じ。

日光の大会で肋骨を折ったときに、2,3週間走れずに、その代わりに競歩をしていたそうで、その走り方(歩き方)に得るものが大きかったという話だったのだが、そういえば、昨日タケキヨさんと話をしながらハイキングしているときに、そんな話をしていたのだった。

タケキヨさんの話だと、42キロならば、女子のオリンピック選手よりも速く歩く!らしいから、ハイキングにもウォーキングにもヒントになることは多そうだ。

早速、図書館に競歩の本を3冊ばかり予約注文。

ネットで調べると、色々出てきました。ストライドを伸ばす方法は、前に伸ばすのではなく後に伸ばすんだそうで、足を後に蹴りこむのかな?

そんなふくらはぎに力が入りそうな走法で、50キロレースを女子マラソン選手よりも速い速度で歩く続けられるものなのか?詳しくは、本を読んで研究してみよう。

地下足袋についてOさんに話したら、興味津々で、早速帰りに買ってみるという話だったので、その走り方の変化についてアスリートとしての意見が聞きたいものです。

そんな風に、のんびりと登ったりダウンヒルを楽しんだりして、家に帰って、キュウリのサンドゥイッチをつくってちゃちゃっと昼食を済まして、入間のジョンソンタウンへ行く。

妻の知り合いが展示会を開いているので、運転手として久しぶりに車を運転する。一通りこのあたりをプラプラ見て、Acht8という喫茶店でエスプレッソを一気飲み。

以前、ガスで抽出するエスプレッソの道具を持っていて、随分と飲んだものだけれど、砂糖とミルクをちょろっと入れて、一息で飲み干す感じが、西部劇での酒場でガンマンが玉蜀黍酒をワンショット飲み干す感じに似ていて好感が持てる。

カフェイン抜きしている体には、急激に刺激物が体に回っているような気がして、目がシャンと覚める気がする。その後眠気が襲ってきたが。

山でエスプレッソコーヒーなんか良いですね。湧かす水の量は少ないから、あっという間に出来そうだ。まあ、そんな風流なことはやらないだろうけど。

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2010年09月12日

MTB・大ラーメン・マップケース・黒カビ

ハイキングの翌日は、MTBが筋肉マッサージの役目としては、最適なスポーツだ。筋肉疲労を一気に吹き飛ばす。

サイクルハウス三上主催のMTBビギナーズスクールから、4名ほど抜け出して、里山ツーリング。T上君の案内で、えっ!?というような獣道から山に入ったり、いつも下ったことしかない大学近所のトレイルを登ったり。

こうやって、走り慣れたトレイルも、順序を変えたりすると新鮮な気分で宜し。

皆さん、同じペースで走れる仲間なので、午前中で目一杯走った感があり、大満足。

昼は、みんなで住田屋へ出向き、大ラーメンを食す。

今朝の体重は、62.2キロだったからねえ。今年、最軽量。ラーメンの大盛り喰ったって罰は当たるまいて。

ここで、ダイエットできればいいのに、ここで太らないとトレーニングする気力が起きないという心理が働くのか、更に精進するという方向より、なんとか、体重を増やして、目標体重に到達しないようにするという態度を取ってしまうのは何故なのか。

ぼくの理想体重は、60キロくらいだと思うのだけれど、あと、2キロ痩せたら、トレランもハイキングもロードも登りで無茶苦茶速くなるだろうけれどなあ。

家に帰ったら、なんと妻が、生ラーメンを買ってきた!夕食は、湯麺しかないだろう。これでもかという量のキャベツ、もやし、にんじんを投入したものの、やはり、二食連続で麺類はきついものがありまする。

二人分のラーメンだけれど、妻は小食なので、常に、ボクの丼には、大盛りになる。美味いんだけれど、昼の続きで大盛り二杯連続で食べているような気にもなり、口の中を軽い火傷でひりひりさせながら、完食してしまう。残せばいいのに、貧乏性に出来ているから、目の前にあるものは、食い尽くさずにはいられない。

というわけで、朝は、白米に味噌汁というお腹に優しく、清楚な感じがしたとてもおいしい食事だったのに、昼ラーメン。夜湯麺という、ジャンクフードに偏ってしまい、一日が台無しになったような気がしたなあ。

以後気をつけようっと。

さてと、最近気になるのが、マップケースだ。

土曜日のハイキングでも、地図をズボンのポケットの中に入れていたのだが、びしょびしょになってしまい、汗でへばり付いて開けない状況。2万5000分の1の地図は、コピーしているから、すぐに破けてしまう。かといって、常時手に持っているのも、どうかなという気がする。

夏のハイキングで一番重宝するのは、キャメルバックで、これは、飲みたいときに飲みたいだけすぐに水が飲めるからで、これが、ボトルだと、多分、休憩するときくらいしか水を飲まなくなってしまうだろうと思うのだ。

地図も同じで、常時、見たいときに見られるというような状況にあるのが望ましい。そうすれば、甲仁田山に登らずにすんだろう。

そのためには、やはり、マップケースを、リュックのショルダー部分に巻き付けるのが良いような気がしてきた。冬になって、汗ばまなくなってきたら、ズボンのポケットでもいいんだろうが。

というわけで、色々物色中。というか、納戸のどこかに20年くらい前のものがあるはずなのだが、探すのが難しい・・・。

あと、毎回ハイキングの度に役立っているキャメルバッグなのですが、ホースの部分に黒カビが目立つようになってきた。

いままで、何度か漂白したときのように、ホースを本体から抜いて、U字型に半分に折って、その先に輪ゴムを巻いて、漂白液を入れて、5時間ほどぶら下げるという方法で問題解消。

口で吸う部分のゴムの中身も気になって、綿棒を入れてグリグリ廻したら、真っ黒な黒カビがくっついてきた。ああ、溜まらん。そのゴムの部分に付ける水の流れを止める装置の中も、黒カビ大繁殖中。ひええ。

というわけで、綿棒で大掃除をして、漂白液につけ込んで、バッチリ綺麗なキャメルバックに生まれ変わったのでした。

皆さん、気をつけて。

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2010年08月01日

野山を駆けたり、プールで遊んだり

昨日の北岳登山のふくよかな満足感が体の芯にあるものの、最近は自転車に乗っていないような気がして、サイクルハウス三上のMTBツーリングが、ちょうどあったので、リハビリも兼ねて参加する。

いやあ、登山も楽しいけれど、MTBも楽しいことを再確認するけれど、標高せいぜい250メートルくらいの里山は暑いの何のって。蚊、ブヨの類が、止まると耳元で不快な羽音を立てて近づいてくるし。

したたり落ちる汗の量も半端じゃなくって、昨日の疲れがボディブローのように効きだした。

M尾根あたりで、若干楽しくなってきて、ご機嫌に下って、今日は終了。

昨日行動を一緒にしたONOさんが親子で参加していて、

お子さんが「家のオヤジは、昨日20時間以上遊んでいたんだヨ」と話をしているのを聞いて、笑った。

土曜日の朝2時30分に集合して、帰ってきたのが7時くらいだったのかな、そのくらい土曜日の早朝から遊んで、日曜日も半日こうやって遊ぶと、土日の連休が3連休くらいに感じられる。

というわけで、いくらなんでも、遊びすぎだ。

もの凄くお腹が空いたので、昨日妻が知り合いからいただいた、加工用のトマトがあるので、庭からタイム、ローズマリー、バジルをみじん切りにして、卵に加えて、トマトのオムレツを作る。

それに、キュウリのスライスで、できたての食パンで、サンドウィッチにして、冷水を1リットルほど飲みながら食事を済ませる。

ああ、幸せ。

クーラーの効いた部屋で、本を読みながらソファーでごろり、杉板でできている床の冷たい所を求めながら、寝そべって移動していき、途中意識を失って、昼寝する。

日曜日の午後4時半は、プールの時間。

妻とプールへ行って、痛む肩のリハビリにクロールで泳ぐのだけれど、痛くてそんなに泳げない。適当にゆっくりと及びながら、屋外プールって最高だ。

トンボが、プールに卵を産み付けているのか、チョンチョンと尻尾をくっつけている。モンシロチョウが、プールの鉄網の隙間を踊りながら通過して、ひらひらとプールの上を飛び越えていく。

午後5時ころの太陽は、獰猛な感じは無くなって、薄い雲のフィルターを通して黄色い光線を地上に届けていて、曖昧な影しか作れないのだけれど、そのたそがれた雰囲気が、もの凄く淋しい感じがする。

久しぶりで行く夏を惜しむ、というか、夏休みが終わってしまうという残念な気持ちに心動かされる日々を切実に感じて、40年ほど前の夏休みの時に感じた感情を再体験しているのは、よほど遊んだからなんだろう。

そうそう、夏休み。良いですね、その響き。なにもかも、放棄して、遊びたいように遊べる40日間。

このまま、夏が永遠と続けばいいのに。

更衣室の鏡に映った日焼けした顔と腕を見ながら、そんなことを思ったのだった。

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2010年07月24日

シクロでGO

踵の調子が悪い。

朝起きると、びっこを引かないと歩けないほどの慢性的な痛みだ。

暑いし、走れば踵を悪化させることは、明らかだから、シクロで里山ツーリングを急遽計画し実行する。

清流林道へは、ロードバイクだとつまらない舗装路を高麗駅まで走って行かないと行けないのだが、シクロならK峠経由で清流線に乗ることが出来る。といっても、あんまり変わらないか?

昨日雨降ったのか、道はドロドロぐしゃぐしゃの最悪のコンディション。堆積した泥でタイヤが埋まって、前30後27のギア比でも頑張らないと止まってしまう。

右に左に泥を避けてくねくねと遊んでいるうちに楽しくなって、いつものジョギングコースを2周する。

はははあ〜。こういう道をシクロで走るのは楽しい。

カンチブレーキがほとんど効かないので、思いっきりレバーを引いてスピードを調整するのがなんとも疲れるのだけれど、もうちょっと、強弱を付けて、かけるところと開放するところをこまめにしてやると良いのだろうが、なにせ、路面は苔の生えたツルツル路面で、スピードが出たら、そのままスリップ転倒になりかねないので、なかなかブレーキを離すことが出来ない。

できることなら、前輪は、機械式のディスブレーキがあれば万全なんだが・・・。

登りで失敗したところを重点に何度も練習して満足したら先へ行くということをやりながら、巾着田経由で清流林道へ。

久しぶりの清流林道。自動車が入って来れないので、何年も自然状態のまま放置された路面は、危険が一杯。土砂が流れ出して、湿ったところは苔に覆われて、乾いたところも緑色の埃が敷き詰められているようで、ちょっと濡れれば、粘度が増して、つるつる滑るだろう。

そこを、新調にヒャッホオと雄叫びを上げながらくるっと周りながら、汗だくでグリーンラインに乗る。

北向地蔵からシングルトラックを下る。シクロでとっても気持ちよく走れる道。

が、岩や木の根を避けて、谷との間10センチくらいの細いラインを通ると、MTBのようには小回りが利かないので後輪があっという間に谷に落ちそうな所もあって、実に冷や冷やする。

大好きなバンクが目に留まり、バンクに乗ろうとするも、ちょっとMTBとは様子が違い、ひらひらとバンクから次のバンクへ乗り移るということは、ちょっと不得手なシクロバイクでした。

そうこうするうちに、岩が増えたゴツゴツとした道になり、ハンドルは激しく上下に打ち付けられて、下ハンドルを軽く握って衝撃を緩和していたのだが、つるっと人差し指1本で握っていたブレーキレバーから指が離れて、持ち直そうとした瞬間、つるっとハンドルから両手が離れた・・・。

焦ったけれど、両足外して地面に着いて、サドルを両手で掴んで、二歩三歩走りながら自転車を止めて事なきを得たのだけれど、以後、岩場のゴツゴツした荒れた路面で、度々、ハンドルから手が吹き飛ばされるような場面が何度か有り、肝を潰した。

1回目の衝撃なら何とかなるが、1回目の衝撃で緩んだ手を修復する瞬間に2度目の、さらに、3度目の衝撃と重なると、汗で濡れた手は、簡単にハンドルから吹き飛ばされてしまう。

なかなか難しい。ぎゅっと握っていると、腕肩に力が入ってショックを吸収できなくなるし、緩めれば、こういう事態も実によく現れてくる。カンチブレーキの泣き所。

国道299号におりたら、久須美坂まで登る。ここも、シクロで登るのは気持ちの良いジープロード。30-27では、ちょっとキツイ傾斜なのだけれど、激坂ダンシングのよい練習になると思われ、練習する。

ボクのシクロバイクは、ゲイリー・フィッシャーのプレシディオというバイクなのだが、本体鉄でフォークはカーボン製だ。このカーボンが、なかなか丈夫で、微細な振動を拾ってくれているような気がする。今日も、下りのガレタ道で、前輪が岩にぶつかり、バットの付け根で玉を当てたような嫌な振動を手に感じ、その際ビヨヨンという音がしたのだけれど、これは、相当なショックを吸収してくれていたものと思いたい(フォークにヒビは入っていない模様)。

カーボンもクロモリと同じくらい強度があるのかも。

そんなわけで、汗だくで肘から大量の汗が雨だれのように落ちていく様子を見ながら、山道本線まで到達。最後の激坂は担いで登る。

久須美方面へ下りたことが無かったので、下りることにした。

これが、酷い道。

路面がえぐれて、がれていて、スイッチバックの急斜面ツルツルシングルトラック。

スイッチバックも、ここ下りられるのかよ?!と、下るのに勇気が要る激坂もなんなく下っていって安定感があるのだから、29インチのMTBは、こういうところは凄く楽しいんじゃない?タイヤが大きいとこういうところは便利かも。

が、後半のガレタ岩のツルツルの道は行けません。なんどか、岩の斜面に前輪を乗り上げ、肛門が開いたすきに、つるりんこ、と前輪が滑って、深いガレタ谷に落ち込んで、後輪がドカンと落っこちてくるという連続で、阿波踊りを踊りながら、危険走行を繰り返し、なんとか転けることなく最後まで行けたけど、もう少し草も無くなり、路面も乾いた冬にまた走ってみたい。

それから、汗で濡れた手でハンドルを掴むと、思った以上に滑る。今日は、手先が露出する手袋を着用していたのだけれど、手袋から露出している指は、本当に良く滑る。

なので、暑いけれど、ガレタ岩場のシングルトラックを走るのなら、指先まである手袋を着用しないと危ないです。

というわけで、およそ2時間強のツーリングだったのだけれど、舗装路も、シングルトラックも、どちらも走ることは出来るシクロの可能性を探って、今日は、走ってみたのだった。

色々考えて、ボクのように使うシクロバイクの理想を述べれば、前後輪にディスクブレーキがあれば、下りをもっと楽しめると思う。ギア比は、担げばいいから、30-27があれば、十分かなと、今は思っている。

サルサとか、大竹さんのオリジナルバイク、かつてのレモンのシクロバイクなんかがお勧めだな。

なかなか楽しいショートツーリングでした。

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2010年07月23日

Trek Sawyer

これに決まりだね!

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2010年07月19日

全日本MTB選手権

富士見パノラマで全日本MTB選手権を観戦に行ってきた。

山本耕平選手、片山梨絵選手、そして3UPの浅井選手がぶっちぎり優勝!!!

店長は5位。

というわけで、初めて富士見パノラマ行ってきましたが、天気はピーカンで、目の前の八ヶ岳が素敵。赤岳登りたいなあ。

当初、この場所を起点にトレイルランを楽しもうと、着替え一式もって行ったのだけれど、走れるような環境じゃないし、暑いし、観戦することにした。

エリート選手の尋常じゃない上り坂のスピードに驚いたのは、山本耕平選手のダッシュの力。

2周目で、武井亨介選手が一瞬、山本選手の前を走る場面があった。

おお、頑張れよ!と、山本選手と他の選手との圧倒的な力を皆さん知っているので、応援していたのだけれど、激坂斜面を車体1.5台分くらいに距離を詰めて追走し、力を溜めて一瞬で武井選手を置いてきぼりにした瞬間が凄かった。

激坂の登りで、あれだけのダッシュができるものではない。

あとは、山本選手の一人旅。どんどん差が開くばかりで、一位の選手からの時間差で足切りされるルールが、1周事に行われるので、何十人もいたエントリーしていた選手が、最後の8周目には、11人くらい?になっちゃった。

なんか、日本で一番速い選手が集まるレースで、完走することが、こんなに大変なレースというというのも、不甲斐ない。あと、数周したら、トップの山本選手以外いなくなっちゃうんじゃないかというくらいの、ぶっちぎりの速さでした。

あんな風に、力の入出力が自在にできたら、MTBクロスカントリー競技も楽しいだろうなあとは思うのよ。

が、辛いねえ、あれは、見ていても辛くなる。

ボクのノリじゃないね、こういうレースは。

ボクは、スポーツというより、旅行気分で、里山を走り、国道299号を走るほうが性に合っている。

それにしてもエリートの選手(浅井選手も)は、体が絞れているのにびっくり。

上半身は、脊椎動物であるというよりも、昆虫のような流線型の鎧を着用しているかのように、ぶれない。両肩胛骨と背骨のラインは、常にきれいなT字を描いている。

壁を背にして足に力を溜めて踏み込むように、上半身が固定されていると、そこを力の支点にして、下半身に動力を伝えているかのよう。

決して、下半身の足腰だけで、ペダリングしていないのがよくわかる。

という風に、大変勉強になる観戦でありました。

店長のガレガレ下りも、速かったよお。

が、暑くて、観戦するのも疲れてきたので、途中木陰でリタイヤ。

木陰で、アイスクリームを食べながら、目の前の八ヶ岳を眺めながら、昼寝する。

あの暑い中、コースを8周するなんて、信じられません。

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2010年05月17日

シクロバイクの可能性を探る

シクロバイクで、シングルトラックの平坦地を走る爽快感というのは、ヨットが水上を滑るように進むように滑らかに走るのだが、この心地よさというのは、MTBの比ではない。

これが、激坂の下りになるとちょっと閉口して、ブレーキにかかる腕が辛くなってしまうので、難儀なのだけれど、とても楽しい。MTBで恍惚の極致のような楽しい長い長いダウンヒルは、カンチブレーキのシクロでは勘弁して貰いたいけれど(ブレーキを握る手が疲れてしまうから)、ガクンと短く一気に下れる里山の激坂ならば、とても楽しいものだ。

そういえば、大竹先生の作ったシクロバイク・オオタケ号(ボクが今、勝手につけた名前ですが)は、確か、前後ディスクブレーキが付いているのではないでしょうか。

それに、往年の名車、レモンのシクロバイクも前後ディスクブレーキだった。

こんなのが、山を走るのには楽しそうだ。なにしろ、カンチブレーキで激坂を下るのはとても辛いですよ。油圧式でなくても、機械式でいいから、ディスクブレーキが装着できれば、随分と激坂下りの楽しみは増すと思われる。

だから、ボクのような使い方をシクロバイクでする人は(ほとんどいないだろう)、こういう前後ディスクブレーキの付いているバイクを買うと良いかもしれない。

こんな事を書いているのも、昨日のシクロ遊びが衝撃的に楽しかったので、興奮が収まらないから。

ちょっと、考えたら、こんな遊び方も出来るわけだ。

僕の好きなハイキングのロングトレイル。中には、自転車で走れそうな箇所も相当ある。

そして、この尾根には、舗装路が何箇所か横切っている。岩場や降りるのにも苦労する難所を避けるように、舗道から、山道に取りつき、その先の舗道まで山道走を楽しんで、舗道を使ってまたポタリングを楽しむという遊び方だ。

国道を挟んで、左右に尾根が秩父まで続いている。

右の尾根、左の尾根と、山道を登ったり下ったり、舗装路だけでは、到底出来ない道順をほぼハイカーと同じように走れるわけだ。

舗装路を加えて、時に、トレイルに入り込んで楽しむ。もちろん、舗装路だって、とても楽しいバイクだから、これで、このシクロの持つ二面性を縦横無尽に味わい尽くすことができるという算段だ。

多分、とんでもなく楽しい世界がそこには拡がっているはずだ。

MTBだと、舗装路走が面倒で遠くまで行く気が起きない。ロードだと、舗装路しか走れない。どっちも楽しく走れるのは、シクロ以外にはないではないか!

厳選したコーヒーか、紅茶を持参して、レトロなガソリンストーブで湯を沸かし、双眼鏡持参でバードヲッチングなんて、とても似合いそうだ。が、そんな事をしているより、もっと山道を走る方が楽しいから、そんなことをしている暇はないかも知れない。

走行距離だって、天井知らずだ。里山だけをMTBで走ると、午前中だけで、その辺一体を走り尽くしてしまうのだが、このバイクなら無尽蔵に行動範囲が拡がる。

ううん、楽しそうだ。

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2010年05月09日

直して貰ったバイクで気持ちよくツーリング

昨日のハイキングで左足くるぶしが腫れて痛い。

このところのロングウオークで、筋肉が鍛えられてきたので筋肉痛はほとんど無いのだけれど、山の中を軽めに走ることさえ、今の状態では無理だ。

治るのを待つばかりだけれど、今後の課題は、スピードが付けばもっと短時間で長距離を移動することが出来るようになるだろう。

8時間で何処まで歩いて行ってこられるか?これが、いま一番の興味のあること。

本当は、今日も、軽めのトレイルランで走りたかったのだけれど、自転車なら足首を捻ることはないので乗れるから、MTBツーリングに参加。

本日はサイクルハウス三上主宰のビギナーズ教室だ。

けれど、やはり、山の中を走りたいので、皆様と別れて、T本さんとそのご友人と3名で、山の中を下りたり登ったり。

ところで、GW最終日、山の中を高速巡回中に壊れたのは、フロントディレーラーで、クランクが回せないほど、外に飛び出てしまったのだ。

それ以前にも、チェーンが前クランクから外れたり、ギアの変速が悪かったり、長いこと不調だったのだけれど、トップに入れずセンター止まりでなんとか遊んでいたのだ。

そのたびに、何度か店長に見てもらって、調整して貰ったのだが、すぐにギアが入りづらくなってしまっていた。

今回は、ボクが調整ネジをいい加減に弄ったりして、滅茶苦茶な状態にして修理に持って行ったから、店長も徹底的に直さざるを得ず、それがかえって良かったのか、すこぶる調子がよい。

取り付け位置を調整したり、ボクが弄って滅茶苦茶な微調整もやってもらったり、最後の手段でやっとこで曲がったところを再形成してくれたり、至れり尽くせりの整備で今のところ完璧なギア変速が出来るのだ。

持つべきは、近くの親切で技術のある自転車屋さんですよ。本当に!有難うございました。

そんなわけで、いつものシングルトラックを気持ちよく走って、今日は終了。

ONDAI坂を登ってのいつものコース。3回登って、3回ダウンヒルを楽しむ。

この数回、MTBに乗る度に思うのだけれど、サス付きだと、本当に体がやることが少なくて、ハンドルを触れる位で立っていられるポジションを取っていれば、スイスイとガレた道でも楽々進んでくれる。

これは、スピードがどんどん出て、そう言う意味での爽快さはあるのだけれど、体全体で大地と会話するような気配は少なくなってしまう。

ニュートラルな位置を何時もキープできていると、常に車体は安定して、気持ちよく路面のゴツゴツはサスが吸収してくれる。

が、サス付きだといい加減なポジションでも何とかなってしまうのが、結構つまらないと思うところであって、リジッドフォークだと、このポジションが取れるか取れないかは死活問題で、体がこの位置を必死に探すようになる。そうでないと、腕の手のひらで直接に振動を拾ったりして、体が硬直化して、高スピードで安全にガレた道を下ることが出来ないからだ。

従って、この作業がとても真剣で、そのツボがうまく入ったときには、路面の凹凸を体が波のようにしなってショックを吸収していくという何とも言えない人馬一体感があって、これは感動するほどの気持ちの良い走りになるのだ。

本当なら、サス付きとサス無しの2台欲しいところ。

ところで、足首捻挫で、自転車に乗っている分には全然痛みがないのだけれど、SPDから足を外すときに、足首を捻るときに激痛が走る。これが、困ったもので、そういえば、同じような捻挫をしていたNさんが、盛んにそんなことを言っていたことがあったっけと思いだしたのであった。

これは、本当に痛い。

来週は、飯能から秩父まで歩く予定。治ればいいのだが。

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2010年05月05日

マシントラブル

里山のガレ道を高速運転中にマシントラブル。

つづく

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2010年05月01日

やっぱりサスは要らないかも

サイクルハウス三上主宰のMTBツーリングに今週も参加。

店長お気に入りの山坂道に今週も連れて行かれた。

フロントサスを入れて、今回で4回か5回目くらいのツーリングだけれど、だんだんリジッドフォークから換えたときのフレッシュさも無くなってきた。

後先考えずに凹凸をものともせず、ペダルを扱いで高速で走れる気持ちの良さというものは確かにあるけれど、スピードを出すだけじゃないからね、MTBの愉しさと言ったら。

新鮮味が無くなってきた。あれだけ、地面と一体感を感じて楽しめたMTBが今は遠いところにいってしまった感じ。

岩、木の根っこも、拍子抜けするくらい振動もなく通り過ぎていってしまうことが果たして楽しいことなのか?

わざわざ苦労して、体全体で振動を受ける楽しみというのが無くなって、ボクには、MTBがつまらないものに感じられはじめてきた。

あのクロマグの超クイックさもなくなり、もさっとした感じで、コーナーを回るのもつまらないし。

里山で、スピードを出すというのも限界があるのだから、やはり、ここは、限界が早めにやってくるリジッドフォークが里山MTBの楽しみ方の王道だと言うことを確信した。

したがって、早々とリジッドフォークにまた換えようと思うのだ。

ボクの好みのバイクは、どうしようもなく乗ることが苦痛になるような変なものが好みのようで、皆さんがいいなあ、とおもうバイクの正反対のバイクがボクにはとても楽しいものに思えるような傾向があるようだ。

トレック、ジャイアント風の評判の良いロードバイクもボクにはとてもつまらなく思える。多分、デローザ、コルナゴまたしかりだろう。

それに反して、いま愛情を込めて楽しいなあ、と思えるバイクが、ゲイリーフィッシャーのプレシディオだったりして、もう、トレック・マドン乗りたくないですよ。マジで。

なんか、トレックとか、大手のバイクに愛情移入が出来ない私。それにひきかえ、マイナーなクロマグは大好き、メジャーではあるけれど、ゲイリー・フィッシャーの誰も乗っていないプレシディオも大好き。

ブードゥーとかニコライのロードバイクなんか楽しそうだし、クロマグでロード作るって言うから、なんかクイックで、真っ直ぐに走るのが難しいくらいな変なフレーム作って欲しいなあ。

というわけで、前回も下った激坂下りをまあまあ楽しく下ったのだけれど、この道は、ここだけで終わるとなにか物足りないものを感じる。

ここから、以前よく下っていたガレタ道を担いで登ってM尾根につなげて下りれば、楽しい半時を過ごせるのではないか。

山道を登って、茶屋休憩。一息ついて「第3の道」を下って、ガレ道担ぎ登り。M尾根下る。というのがベストな楽しみ方になりそうである。

休み中に一度、ポタリングしてこようっと。

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2010年04月25日

「第3の道」をダウンヒル

昨日の体の疲れが残っているので、MTBで軽く筋肉リハビリのつもりが、本格的に山道登って、疲れが倍加してしまったのも後の祭りで、遊び自体が楽しかったからそれでいいのだ。

あの山道でも舗装路でも上れる道を、舗装路で上ったのだけれど、こんなにバイクが重かったか?鉄下駄履いて、ジョギングしているように、体が、バイクが重い。

泣く泣く頂上の休憩所へ。

いつもの休憩所から少し下った所が入り口の、ほとんどの人が初めての、「第3の道」を下る。

1回目、一度バイクから降りたら二度とサドルに座れないほどの急坂で、最初の激坂が始まる岩の段差のところで大事を取って、バイクから降りてしまったものだから、ここから、ほとんどの道をバイクを押して下ることになってしまう。

こういうチャレンジナブルな道を走るには、今日はテンションがあがらないので、のんびりと下ろうと思っていたのだが、これでは、残念である。

もう一度舗装路を上り返すのは、絶対に嫌だったのだけれど、時間もだいぶあったし、天気も良いし、もう一度。

更に、自転車が重く感じられるが、無理せず、ゆっくりのんびり登ってしまえば、天気も良いし、山の間に富士山が見えるし、とても気分の良い初夏の気分は満喫できる。

詳しくはないけれど、なんとかセセリとか、なんとかシジミという蝶々がたくさん飛び交って、クヌギ楢の類が、薄い黄色い発芽をし始めて、山一体が檜杉をもっとも濃い緑として、様々な濃淡の緑一色で染め上げるタペストリーの様相を呈しており、ここから2週間くらいが一番山が綺麗な時期だ。

もう少し後、あと1週間から10日後、新緑の緑は最大限に若々しい緑色のまま伸び拡がって、薄い葉を透過した初夏の光は、薄緑の光線で君の頬を染めるだろう。

そんな初夏の山の中を走るのは、とても気持ちのいいもんだ。チゴユリが咲き出しましたね。

どこからか飛んでくる山桜とヤマブキの花びらが、10対1くらいの割合で水溜まりに溜まっている。桜色と黄色の配分が申し分ない。桜の花の時期が終わって、季節は一段と二段と駆け足で夏に向かっていく。

本日は、久しぶりに店長が一緒で、久しぶりに伸び伸びとバイクが走れるのか、テンションが高い。

二度目は、目が慣れてしまっているので、激坂も激坂には思えないほど斜度が緩やかに感じられる。

それでも、ハンドルをどっこいしょと、段差の向こうへ送ってやるような場面では、限度一杯の傾斜になることがあり、お尻が浮かんで前転する微妙なバランスでやり繰りする場面もあったような気がする。

そして、お尻が後輪にくっつくんじゃないかという所まで引いて、舌で口の端を舐め舐めしながら、低速でハンドルを大きく切りながら、ブレーキのオン・オフで根っこの階段を降りたりしながら、頭を使いながらバイクコントロールを楽しむ。

スイッチバックの小刻みなS字カーブは、止まる寸前のスピードでなるべく大きくカーブを廻るようにして、そのカーブの中心点を過ぎたらブレーキを離して、高速でくるりとまわる。

が、スピードを出しすぎると、次のコーナーで、前輪ズルルで、横倒しになるのは経験上わかるので、すぐにブレーキをじんわりかけてスピードコントロール。

こう言うときに、マグラのブレーキは優秀らしいけれど、ボクのなんといったか、外国製のジューシーというブレーキは、言わばオンオフのデジタル式で、がっちりかかって、す〜っと抜けるという2種類の作業しか出来ないのがよくわかる。

が、まあ慣れてしまえば、なんと言うことはないのだけれど。こう言う所でも来ないと、マグラの良さがわからないかもな。

こういうバイクコントロールを楽しむ場合、バイクと乗り手が一体となって、練習問題を一致団結して解いているような気分になる。バイク性能と自分の技量と刻々と変化していく斜面の路面状況。

頭の中で、いろいろ計算し、春の蝶々がハンドルに止まるほどのスピードだから、色々考える時間が、将棋や碁を打っているときのように楽しい。

こういう楽しさもMTBにはあるんだ。

2回目は、W辺さんの後ろで、この超スローな激坂下りを楽しんだのだけれど、こういう道は同じコースを通るのがおもしろい。

上から僕らの姿を見ると、幼児がミニカーをむんずと掴んで紙に書いたくねくね道を押しつけながら走らせるように、ぎこちないというか、「カクカク」と小刻みにバイクが進む感じが見て取れただろう。

思わず、笑みがこぼれる。愉快愉快。

ずっと、尻をサドルから大きく後ろに反らしている姿勢を続けていると、昨日の筋肉疲労がじわりじわりと効いてきて、太股や尻やハムストリングの筋肉が渋くなってくる。

というわけで、二回目は、一度も足を着かずにゴールまで思いっきり楽しめた。

まっちゃん曰く、ここで足を着くようだとマウンテンバイカーとは言えないそうだから、心してチャレンジして貰いたい。

まだまだ、こんな楽しい道が残っているんだねえ。

今年は、こんな感じで、トレイルランとMTBの山遊びで1年が過ぎそう。

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2010年04月11日

80ミリフロントサスに交換

Don't think.FEEL! It is like a finger pointing away to the moon.

考えるな、感じるんだ。それは月を示す指のようだ。

何十回も見ている「燃えよドラゴン」の中の映画史に残る名台詞。

多分、禅宗の中の有名な言葉をもじった台詞で、この間読んだ池田晶子の本の中でも同じような言葉が書かれていた。

要するに、考えると言うことは頭の中で言語化しているということでそれでは物事の実態を掴むことは出来ない。言語は、月を指さす指のようなもので、月自体ではない。月を解釈するな、月自体になれ・・・といった意味を指していると思われる。

似たようなこともMTBに乗っているときにも感じるのは、自分とバイクと山道が渾然一体となった感覚を得たときで、この時の感覚は、おおいなる自然と一体化するということは、自分がここに存在しないということでもあり、自分はどこにも偏在するという二重の意味で生じた矛盾が、解消されて第三の在り方を示しているような気分にもなるものだ。

考えて矛盾するものが、感じることによって、当たり前のように併存する。そんな境地になるのは、「悟り」に近いのではないか。

サーリーのリジッドフォークから80ミリ相当のロックショックスのフロントサスに店長に交換して貰った。

リジッドフォークでの楽しみ方についてはこの1年間で十分に尽くした感があって、この間M尾根を高速で下ったときに限界を感じもしたのだった。その限界というのは、このクロマグ・サクラのフレームに、サーリーのリジッドフォークという組み合わせが醸し出す楽しさの限界という意味。まあ、飽きたとも言える。

慣れれば感動も遠のいて、日々同じルーティンをこなすようにMTBを楽しむようになれば、成長は望めない。成長のない所に本当の感動が生まれる源泉は見あたらず、かつての感動は、今ではとおい昔の思い出だ。

僕達は、キャラバンを組んで、地上にオアシスを探すべく巡礼しなければならない。巡礼の際に出会った物事や人物を線で繋げば、そこには一本の道が出来る。

すなわち、それが人生というもの。

そろそろリジッドフォークの潮時が来ていて、毎度の事ながら、スパッと方向転換。

久しぶりにサス付のマウンテンに乗った感覚は、ハンドル部分が持ちあがって、それはそれは凛々しいクロマグサクラになって、格好はとても良くなった。なにしろ、サーリーのリジッドフォークは短かったからねえ。

ふかふかハンドルが微妙に上下するから舗装路走行は変な感じ。力が逃げていく感じもあるけれど、段差はすんなり登れちゃうからね、やっぱり楽なのか。

S山の激坂下りで、ブレーキが余りにも効いてコントロール出来るのにビックリ仰天。リジッドフォークだと、すぐに限界が来て前輪が滑り出すからねえ。これまたラクチン。

が、こんなことは、どうでも良いの。問題はシングルトラックでの走り。

だんだんフルサスに慣れてきたら、コーナーのバンクの所なんか、リジッドフォークでは、あっという間に、ハンドルを押しやって加速する場所が去ってしまうのだけれど、サス付だと、ほんの0.何秒だろうけれど、余裕があって、どんぴしゃりのタイミングで、沈み込んだサスの分を解放すると共に、押し上げてやるとグンと加速するのが、気持ちが良い。

その時の感覚は、コンマ何秒かのコマ送り単位で再現することが可能で、大いなる感動の記録として永久にボクの脳味噌のどこかに擦り込まれたのだった。

恍惚の瞬間というのは、永遠にも感じられ、この永遠の中に閉じこめられたボクの記憶は、多分、この世界のどこかに、そのまま保存されていることだろう。

魂は永遠に死ぬことはない。感動する度に、この世界に足跡を残していく。

上半身にどんな荒れた路面でも全く振動が来ず、目がぶれないから、道がよく見える。よく見えるから、相当高速で下っていても、不安感全くなし。

常にマニュアルな姿を意識していないと、不意の突き上げで転けてしまうリジッドフォークの下りも、サス付だとそれほど気にしなくても良い。だけれど、リジッドフォークで身についたバランスの取り方は、サス付で揺らぎのないものになって、安定感は抜群である。

それじゃあつまらない?という気持ちもボクの中には無くはないけれど、気持ちの良さから言えば、こちらのサス付の方に軍配が上がる。

歩いたようなスピードでしかわからない世界も確かにあるが、高スピードで目の前の風景を頭を頂点にした三角形に切り裂きながら後ろに吹っ飛ぶようなスピードで回るコーナーからしか見えない世界というものもある。

昨日の披露さえ残っていなければ、アウタートップで踏み倒せた筈なのだが、足の筋肉が酷い上体で、なかなかそこまでのスピードは出なかったけれど、そうとうリジッドフォークのお陰で、実力がついた感じ。

ボクは、MTBに求めるのは、「感動する」ことだ。この感動という心情はボクの背骨のあたりに終生残るもので、この感性を鍛えれば鍛えるほど、歯ごたえのある感動が訪れることが多くなるようだ。

感動という肉体で書かれた言語を、感性が判読する特殊な文法を駆使して読みこなしているという感覚は確かにあるものだ。その言語で語れる文章は、鍛えれば鍛えるほど晦渋かつ複雑になって、感性の鍛錬を放棄した輩には決して読み解けない謎になる。ここで諦めると感性は一気に衰え始め、ありきたりの平常人の感性の物真似の域を出ず、他人が感動するから、自分も感動しているのだという倒錯した感性の有り様に堕落してしまうのだ。

逆に、感性を鍛えれば鍛えるほど、その言語に精通しはじめ、難解な概念もなんのその、しっかりと体という受容器が感動を引受けはじめ、いつしか気がついてみると高い山に立っていて、そこでは、自律した精神が佇立しているのに気がつくだろう。はたして、本当だろうか?

このサスに飽きるまでは、しばらくこのままで走ろうと思う。しばらくしたら、またリジッドフォークに交換だ。この交互作用で、随分とMTBも上手になっていくはず。

感動する為の道具としてのMTBは、これからも乗り続けていくだろう。もう少し長めのフォークを入れて(130ミリくらい)前輪がふんわり持ちあがるようになれば感動の質も量も上がるような気がするのだけれど、危ないでしょうかねえ。

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2010年04月04日

マニュアル成功!

病み上がり、吹きっさらし、曇天、肌寒の里山を、土曜日、日曜日、共に3名で走ったのだった。

土曜日は、偵察隊。通行禁止の不穏な動き有りや無しやの情報あって、M野さん、酉子の3名でゆらりとツーリング。

病み上がりにはちょうど良いのんびりペース。でも、25キロくらい走ったんだってさ。

道の脇には、スミレが咲き乱れている所もあって、まあ高速で走っていると目の端に紫の花の群落がちょこっと目にはいるくらいなのだけれど、一瞬他のスミレとは違った白い花が咲いておる。ツボスミレ、ということにしておく。

他に、ジロボウエンゴサク、キケマン、カキドオシなどなど。

この時期一斉に花が咲き始めるので、走っていても、周りをきょろきょろさせて、気を緩めることが出来ない。里山から深山へ、これからの2ヶ月間くらいは最高の季節だ。

コナラ、クヌギの類、いままさに葉を伸ばさん、という時期。新緑の時期には、トレランしないとな。

ところで、1ヶ月ぶりくらいのMTB。上り下手くそになってた。ポジションも大いに違和感がある。特に段差越え駄目ね。力みすぎ。下りは、OK。

下っていて思ったのだが、リジッドフォークで遊ぶという楽しさの限界というものもある。どんな段差でも何不自由はないが、もう少し『遊び心』が欲しくなる、あんな事もこんな事もしたくなる。

要するに、慣れすぎてしまったということか。次のステップに踏み入れよう。が、この先どんな展開が待っているのか?

ローテク化方面だと、これ以上のローテクは気が進まない。せっかく、ディスクブレーキも3枚クランクにスプロケットもあるのだし、これを、変えてまでローテクの道に進みたいとは思わない。

かといって、ハイテク方面へ・・・といっても、欲しいものはほとんど無し。

だから、やはり異様なフレームが欲しい。トライアルバイクのフレームでダウンヒルを楽しんだりとか、サーリーのマウンテン一輪車とか。

荒馬を乗りこなすのがカウボーイなら、俺もあやかりたい。

一輪車も興味がある。が、この年になって、満足に乗れるだろうか?これで、里山下れるようになれば、相当MTBも上手になっているはず。

Walk, Don't run! 歩け、走るな→急がば回れ!ベンチャーズの名曲だわさ。

かつて、映像でヒマラヤ山脈を一輪車で走る若者二人のドキュメントを「ディスカバーチャンネル」で見たことがある。岩の上をポンポン飛び越えながら、信じられない激坂を下っていったぞ。

まあ、それは、それとして、次のMTBを色々考えないといけない。

MTBといえば、ブレーキだ。シマノのデオーレクラスの新ブレーキがかなり良い評判だ。マグラ等に比べても性能比で変わらないらしい。次はこれか?

夜、咳がまだ軽く出て、まだ本調子じゃない。

翌日、M野さんと、名前失念、ボクと同じクロマグオウナーで、きょうは、『NS』とかいう信州だかどこかの外国人の工房で作られたダウンヒルバイクに跨ってきた某氏との3名でM尾根方面へ。

ボクのバイク、クロマグ・サクラの鉄リジッドフォークに対し(小学生の町乗り用バイクみたい)、M野さん、ロッキーのダブサス、遊び仕様。『NS』氏は、130ミリ相当のサスに、太いアスクルというの?軸が入っていて、剛性強い男のバイク。

こういうバイクに囲まれると、ははは・・・。なんか、ボクのクロマグサクラ、細くって、なよなよ系じゃわい。わっはっは。このバイクで、ついて行けるか知らん。

そんな『NS』氏もボクもM野さんも、里山を遊び尽くそうという気合いだけは十分。飛んだり跳ねたりバンクに乗ったり、そして、見てしまった・・・。

下りで『NS』氏が、マニュアルで前輪上げて下って行くじゃないの・・・。

マニュアルというのは、体重移動だけで、前輪を上げるという技。これが出来ると、様々なトリックが可能になると言う。本当の初歩の初歩なんだけれど、これがね、かなり、ボクには難しい。

なかなか前輪が上がってくれずにふてくされている自分がいるのだけれど、いともたやすく、前輪ふわりの後輪だけで、数メートル走っているんだ。

うっわ〜、初めて間近で見たぜ、こういうの。楽しそうだし、長時間、激坂を後輪1本で下っていけたら、それはそれは、格好いい。

そんなわけで、富士見茶屋近くまで登った休憩時間に、『NS』ダウンヒルバイクを試乗させて貰ったのだった。あんまり、この手の試乗はしないようにしているんだけれど、ダウンヒルバイクだし、興味津々だったわけだ。

激坂の上りも実際は鉄の補強板が入っているクロマグの2倍くらいの太さの鉄パイプで、出来ているダウンヒル用のフレームだから重いのだけれど、漕ぎが軽いのは、バランスが後ろの方に置いてあるからだろうと思う。下りはラクチン。前輪プッシュで、飛び上がる切っ掛けがすぐ作れるし、このバイクなら、何でも出来そうである。これで、下りで跳ねたり、飛んだりしない人は、すぐにMTBをやめた方が良いんじゃないか?

フムフム、オールマウンテンとダウンヒルバイクの中間くらいなのかな?鉄フレームだし、リジッドフォークだし、僕の好みだよ。スタンディングもやりやすい。フレーム5万円?そんなバイクにはとても見えない。ますます良いじゃないの?

そして、試乗の最後の最後、マニュアルでもしてみようかと、ふっと体重を後ろにかけて、前輪を上げる動作をしたら、前輪がふわりと簡単に上がるじゃないの。

まさか上がると思わなかったので、上がったことにビックリ仰天。シーソーの真ん中の支点を跨いで、左足に右足に体重を移動すると、加重した足の側の反対方向の板がふわりと揚がっていくでしょ?そんなふわりの動きが前輪からお尻のあたりで抜けていき、気がついたら背中と足が無重力になって前輪が簡単に上がっていたのでありました。

クロマグサクラでマニュアルをしようとすると、相当ケツの位置を後ろに持っていって、ペダルをブランコ立ち漕ぎで加速をつけるときのように、足を前方の方へ押しつけるようにしないと上に上がらない。技量が無いからだが、そればかりではなさそうだ。

上がったとしても、そんな風に、体に力が入りまくっているので、前輪が上がりすぎて、たいていは、右か左に傾いて、自転車とともに、無様に転けて、回復すべからざる大きな痣、擦り傷、裂傷を蒙る訳だ。おかげで、2つのヘルメットの右側頭部を割ってしまったし・・・。しばらく、頭の中で、鐘が鳴っているように、ガンガン響いていたっけ。命にも関わるので、最近では、三角点でしか練習していないのだが。

ボクの中では、マニュアルが出来たらMTBをやめても良いくらいの憧れの技なのだ。そして、バニーホップ。段差だって飛んで乗り越えちゃえ!

それが、それが、いとも簡単にふわりと前輪が離陸して、後輪で何メートルか滑走して、後ろブレーキをちょっとかければ、前輪静かに軟着陸。

たまげたね。うん、このバイクだ。このバイクでマニュアル連発して、バニーホップで飛びまくり、四の五の言うんじゃねえよ、ガレタ怠い荒れた道は、飛んじまうのよ、と、嘯いて下るのが今のボクのやりたいことだ。

方向性が見えてきた。

と、その場で、我がクロマグサクラとフレームの違いを検証してみる。

一番の違いは、チエーンステイが短いんだね。ボクのと比べて2センチは短い。シートステイとタイヤの間の隙間が極端に短いのだね。だから、後ろに少し体重移動するだけで、前輪がふわりと浮くんだな。

それに、やはり130ミリだか140ミリのストロークを持っているサスで、ハンドルが立っているわけだ。ボクのバイクは、合わないサーリーのリジッドフォークで極端にさがっているからねえ。これも顕著。

サスはどうでも良いんだけれど、この前輪が浮きやすい構造は次のバイクには絶対に取り入れたいなあ。『NS』氏のこのフレームに、NINERのリジッドフォーク入れたら何とかなるかな?前輪に29インチ後輪に26インチのホィール入れれば、マニュアルしやすいか知らん。そもそも、そんなこと出来るのか知らん。

とにかく、マニュアルが正確にいつでもどこでも出来るようになれば、里山走行は一変するはずだよ。なにせ、MTBが地を這うものから、空を飛べるものに変わるわけだから。それも、ヨッコラショっと段差をバネに飛ぶのではなくて、自ら前輪を上げて、その位置まで飛べるわけだから、高さが違う、楽しさが違う・・・鎖骨、手首の怪我に注意!

というわけで、なんか、MTBもワクワクしてきた。大きく舵を切って今後を進む。

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2010年03月13日

久しぶりのMTB

ここのところ週末は雨で、それでもトレイルランは、ガッツある皆様と一緒に、雪の、雨の奥武蔵を走ってきたのだけれど、MTBはさすがに走れることはなくて、2週間ぶりくらいの練習になってしまった。

トレイルランの下りで目を鍛えているので、よく路面が見えるから、破綻した走りにはならず、湧き水で川の中を走る登りのテクニカルなコースも、足を着くこと無しに登り切れたので、そんなに下手くそにはなっていなかった。

それでも、何でもない激坂下りの途中で、ふと止まろうと思ったら、この日それまで1回も足を着いたことがなかったので、クリートを外すことを忘れていて、外すタイミングが遅れてしまって、前方に転けた。ははは。こういう事もあるのね。

だけれど、久しぶりに乗るMTBは気持ちが良いというか楽しい。マニアックな休耕田の登りが大好きだ。なんで、こんなに楽しいんでしょうかね?

段差があれば、手前2メートルくらいから、息を潜めながらどう乗り越えるかの算段を済ませて置いて、前輪持ち上げて、瞬間足で後輪を引っかけて持ち上げるようにして、それと同時に、腕でハンドルをプッシュしたりするのが、一つのパターン。

その際も、後輪で滑りやすい石を注意深く避けながら走るわけで、もの凄く頭を使っているわけだ。

ちょっと、登りやすいルートが見つからないときには、そこでスタンディングで色々考える。道ばたでやるより、ずっと、スタンディングが長く保てるのは、どういう訳か。必要性が集中力を増しているのかも知れない。

決まったら、一気にそのルートをイメージどおり走ってみる。走れなければ、どこが悪かったか、色々反省してみる。後輪が、大きな石に阻まれたり、小さな木の根で後輪がスリップしていることが多い。

こういう経験をたくさん積んでいくと、経験は脳味噌の中にたくさんのパターンの経路を作ってくれて、Aの状況の時は、BCDEFと続くパターンを瞬時にとおり過ごして、Gの行動までいけるように、体が動けるようになる。そうなると、このパターンは体の奥深くに記憶として整理整頓されて残っており、久しく乗っていないときにも、何度か経験するうちに、そのまま掘り起こされていくので、あっという間に、元の技術を再取得することが出来るようになる。

そういう体験を、いかに実りのあるものにして、体の中に頭の中に擦り込ませていくかといえば、何故失敗したのかの原因をとことん突き止めることだ。そうすることによって、体験は二乗倍に貴重なものになっていく。

というわけで、転んでも大丈夫な芝生のうえで、マニュアルの練習。前輪が上がらないか、うまく上がっても斜めに前輪が上がるから、仰向けに転けてしまったり、生傷が絶えない。柳原選手は、無印自転車であんなに高く跳べるのになあ。凄いなあ。

サイクルハウス三上に出入りしていた某外人が、駐車場かなんかにかかっている鎖の上を、バニーホップで飛び越えたそうな。うっへえ、格好いい。丸太を超えて失敗するよりも、前後上下にブラブラする鎖に自転車を引っかけた時のダメージの大きさは計り知れないものがあるぜ。

それに、カーブを曲がるのに、法面にジャンプして両輪を着地して、そのまま進行方向へ飛び降りる技もあるらしい。ウ〜ン、南の大きな島へ帰る前に、一度その妙技を見てみたかった。

というわけで、前から言っているけれど、こういう小技を練習しないといけない。特に、マニュアルは必須のMTB技術だ。

これが出来るためには、体の軸がどこにあるかということがわかっていなければいけないし、視線の方向、そして、バランス感覚という3つのMTBの重要要素が完璧に出来て初めて出来る技だからだ。

しかし、この練習は、地味だ。地味すぎてすぐに飽きる。出来ない自分にほとほと嫌気がさす。腕に力を入れて強引にハンドルを持ち上げたりして、上半身の筋を痛めたりする。

だから、いい加減に、飛び越えられそうな高さたかだか20センチくらいの倒木をひょいと跳び越えていい気になってそのままのマウンテンバイカーになってしまう。

今日も雪の影響で倒木が多かったけれど、そのほとんどを音もなく、ひょいと跳び越えていければ、どれほど気持ちが良いだろう、格好いいだろう?

そんなわけで、しばらくマニュアルの練習は、辛くてやりたくないけれど、継続していかないとな。

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2010年02月21日

ママチャリでWild−1までお使いに

足の筋肉痛ほぼ無し。その代わり、胸、肩胛骨、腕に軽い筋肉痛が気持ちの良い残っている。

トレイルランナーとしての足の筋肉はほぼ完成したようだ。これが、登山のタフな歩くための筋肉とはまた別だとは思うけれど、準備段階は完了と言うことで、あとは、この筋肉が痩せないように日々鍛錬をしておけば良いのだろうと思う。

そんなわけで、朝起きて、MTBで山に出かける。

一人でコツコツ細かな技を練習するのは、1ヶ月ぶりだろうか。数人で山の中を走るツーリングも楽しいけれど、それだと、技が荒くなるので、やはり、たまには、こうして一人で、ゆっくりきっちりと練習するのがよい。

足をつかずにいつもの休耕田の道を上れたのに気をよくして、人のあまり通らない、薄い道筋を登ったり降りたり。スピードは出さないで、跳ねたり後輪をこじあげたり。

春の兆しはないかしらんと、久しぶりに妻の手から戻ってきたデジカメを持参して、春の花を探すけれど、山の中は、ヤブコウジやら竜の髭の赤いやら青い実くらいしか「色」がない。道ばたには、はこべ、オオイヌノフグリくらいしか花咲いていないし、まあ、この里山は植林後の荒れすぎて不毛な山だから、春の最中でもそれほどの花は咲かないのだけれど。

それでも、ウラジロシダの群落をみつけて、ぱちり。

この間上手く乗り越えることの出来なかった、クランクを擦るか擦らないかくらいの段差を乗り越える練習を何回かやってみる。足を踏むと同時に前輪を上げて、段差の上に前輪を載せるのだけれど、うっかりとクランクを平行にしておかないと、ペダルが当たって登ることが出来ない。2度目で前輪を上げると同時に後輪を跳ね上げて持ち上げて、腕で前に進めると、ちょうど上手い具合に、後輪が段差ぎりぎりのところにひょこんと落ちて、目出度し目出度しの成功。二度三度やり返して、この場所は卒業だ。

そして、今日もしっかりと思いの通りの運転をしてくれた相棒、クロマグ・サクラ。

なんと言うことのない鉄のフレームにサーリーのリジッドフォーク。この組み合わせが、実に素晴らしい。激下りは苦手だけれど、思うままに、コーナーで倒れてくれるは、バンクには食いつくは、安心してこの体をバイクに預けられる優れものだ。

やはり、鉄のバイクがMTBでは最適なのではないか。

カーボンは確かに振動をよく拾ってくれると思う。けれど、木の根っこや岩だらけの急坂を猛烈なスピードで下るときに必要なのは、振動を拾う感覚よりも、良いクッションになってくれるようなフレームだ。それには、鉄が最適なのではないか。

まして、フォークがリジッドだと、ちょっとフレームは鉄以外は考えられない。

クランクだけXTRというボクには贅沢すぎる恥ずかしい部品を使用しているけれど、他の部分は、ありきたりのそこら辺のもの。だけど、ブレーキはマグラが欲しい。けれど、今は、このブレーキの効きの悪さを楽しんで行きたいと思っているのだ。

まあ、とにかくこういう遊び道具というのは標準的なモノで十分に楽しめるし、一番忘れてしまいがちなのが、結局、その乗る人の体力と技量とガッツとハートが大切だということだ。

そのどれを欠いても、まっとうなというか、楽しいMTBライフを送れないのではないかと思う。

そんな風に、午前中は遊んで、昼飯をたべてから、入間のWild-1に行きたい気持ちがあったので、出かけることにした。「ファイントラック」の上着がおいてあるらしいので、興味津々なのだ。

が、もう少し体を動かしたい気分だったので、自転車で行こうかと思ったのだけれど、シクロのプレシシィオには錠が無いので、盗まれたら一生の不覚だろうから、ママチャリで行くことに決定。

クソ重いママチャリで笹井の交差点当たりで汗びっしょり。どうして、ゆっくり走れないんでしょうな?どうしても、体力目一杯のスピードで走っちゃう。

そんな風に汗Wild-1について店内を色々観て歩く。

ファイントラックの上着は、繊細そうで汚れに弱そうな気がした。

MTBで転けて土が付いたら、繊維の奥に入ってしまって落ちない感じ。爪で繊維の上をなぞると、爪のギザギザな所に引っかかる感じがするしな。

でも、ゴア系よりも値段は安いし、三〇〇〇メートル越えなければ、夏はこれで良いのではないのでしょうか。雨の日は、行かず、早立ち早帰りで雷雨を避けるなら、これで良いでしょ。多分。

あと色がね、シュレーゲルアマガエルのような緑と柔らか系オレンジ、そして黒。黒は薄い感じの黒で、この中ではまあ一番買う気にさせるけれど、やはり山の中は目立つ色がいいから、黒は除外だな。

が、なにより大切なのが、下着だよ。ファイントラックの下着は、早速購入したタケキヨさんの話だと、実に良いそうだ。体の表面はさらさらだし、Mizunoさんの話しだと耐久性もあるらしい。

これは、まず最初に買いそろえたいヤマヤの道具だな。

他に、モントレイルのハードロックのくるぶしまである奴が、半額でセール品に出ていた。ボクは、この靴は幅がきつくて26センチのものは駄目なのだけれど、このセール品は26.5だ。思わず、履いてみる。

が、これでも狭くて狭くて足が締め付けられるようだ。

是非、このくるぶしまであるトレイルラン用の靴が必要だ。ボクに合うこんな靴はないものか。

このWild-1と言うお店は、ホグロフス、モンベル、パタゴニア、ノースフェイスなんていう商品も少しだけ置いてあるのだけれど、やはり、格好から言えば、パタゴニアがいい。が、性能はどんなもんなのかな。街着みたいな感覚だから。

その点、モンベルは質実剛健というか、街着では決して着たくない商品だ。が、格好で山を歩く訳じゃないから、けれど、格好も気にしたい、と常にこの両者の言い分がボクの中で言い合って、なかなか買うわけには行かないのだ。

いままで、モンベルの商品を買って、損はしたと思ったことはないけれど、これで、所有したヨロコビを感じたかと言えば、そんなことは全然無くて、必要だから着ています!みたいなところで、どうやら落ち着く商品のようなのだ。

まあ、先立つものがないから、ボクが持っているモンベルのストームクルーザーという優れた雨具を持参して山は登ると思うのだけれど、上着にもなりそうな上部で薄手で透湿性が優れた格好の良いハードシェルを探そうと思うのだ。

そんな風に、20分ほどぶらぶらして、ママチャリで帰るのがうんざりだったのだけれど、裏道をぐねぐねと走りながら、飯能農協で野菜を購入して家に帰る。

なかなか楽しい日曜日だった。

posted by ロビオ at 14:17| Comment(0) | 自転車(MTB) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月14日

料理したり、MTB乗ったり、クスノキ観たり

朝起きて、土日の朝は、パンケーキ。

だんだん、上手に焼けるようになってきた。薄いの8枚。

自家製マーマレード(昨日作ったやつ)を乗せて食べても良し。目玉焼きで食べても良し。

珈琲が良く合う朝食。

というわけで、今日は、日曜日。

ここのところトレイルランは欠かさずやっているのだけれど、MTBは、1週乗らなかったので、実に2週間ぶりになる。

こんな風に、週1回楽しんでいるスポーツが、たった一週間休んだだけで、その前後1週間ずつおよそ2週間というか13日あまり乗れなくなってしまうのは、困ったものである。

マラソンランナーが2日続けて休むと、体力が確実に落ちるのだそうで、少なくとも1日おきに練習しているのだから、まして、2週間も練習しない日が続くと言うことは、これは、ほぼ筋力、勘、目の力等、相当落ちてしまっている事は明らかなことであるから、週末だけ楽しむMTBバイカーやローディーやトレイルランナーは、少なくとも一週間に一度はドカッとそのスポーツをするより他にこれらのスポーツを楽しむための体力を維持する方法は無いと言うことだ。

と言うわけで、今日また、トレイルランをしてしまってMTBに乗らないと、来週には、3週間乗っていないことになるから、これは、ほとんどゼロリセットに近いヘボなMTBバイカーになってしまう。そうなったら、もうお手上げである。

だから、今日は、MTBに乗ることにして、サイクルハウス三上主催のツーリングに参加する。といっても、今日は、ビギナーズスクールなので、少数班に分かれて、里山ぶらりツーリングを楽しむことにする。

まあ、そんなに腕は落ちていなかったけれど、やはり、ちょっと違和感があったり、ペダリングと前輪浮かせのタイミングが微妙にずれたり、ワンテンポ遅れて、コーナーでの荷重移動がギクシャクしたりするのは、まあ、しょうがないこと。

だが、ペダリング自体が楽しいと言う感覚は、走る時の足裁きに親しんでいると新鮮なものとして感じられる。こういう感覚を大切にしたい。

ここ最近、路面は乾いていて、ほとんどスリップには気を遣わなくて良かったのだけれど、今日は、梅雨の頃の里山みたいに、雪と霜で路面はぐしょぐしょ。木の根はツルツルという状況だから、神経を使いながらのダウンヒルだ。

それでも、基本は、タイヤを路面にいかにグリップさせて、あるいは、滑りそうな根っこは、前輪を持ち上げて避けるようにさせるとか、そのスリップする可能性を細かく除いていけば良いわけで、こういうコンディションの悪い時の方が、やることや考えることの総量が増えるので、走り終えたときには、それなりの充実感がある。

あっちこっち、登ったり降りたりして、新しい道をT上センセに教えて貰ったりして、なかなか楽しいMTB遊びでした。

それから、妻と越生に行き、弁当のおにぎりに入れる必需品「梅干し」を買いに行く。B級品で通常品よりやすいのが、この道の駅のようなところで売っているのだ。スーパー等で買う梅干しとは違って、このあたりの梅干しは、昔ながらの酸っぱい梅干しで、ボクは、この梅干しが大好きなのだ。

そんなわけで、3ヶ月くらいは持つだろうくらいの梅干しを大量に買って、この間トレイルランで行った大楠を再度妻と行ってみた。

初めて見たときと全く同じ感動というか、何度見ても見事というのか、いやあ凄い凄い。何でも、全国で16本目くらいに立派な木(太さか樹高か年齢かは忘れたけれど)らしい。樹齢1000年。見事。

「となりのトトロ」に出てくる森って、楠や樫の照葉樹林の森だ。紅葉しない鬱蒼とした木々には、一年中変わらない永続性が感じられて、妖精やら神様が宿るのがわかるような気がする。

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2010年01月19日

軸移動と加重、そしてPush&Pull

大竹雅一著の「MTBパーフェクトメインテナンス」という本が昨日届く。

この当時のMTBは、カンチブレーキだったようで、詳細なその調整方法について書いてあるのだけれど、これは、ボクのシクロ・プレシディオのブレーキ調整には役立つものになりそうだ。

一昔、みんなこうやって苦労していたんだ。

柳原康弘先生の「MTB基礎テクニック」も丹念に、細かい文字も舐めるように読み取りました。

ポイントは、軸の移動と加重。特に、「ためる」動作を、基本フォームから深く沈み込む段階とフロントに加重していく2段階で説明している所が、他の類書にない「目から鱗」の説明箇所。

普通、「ためる」からいきなりフロントを上げるという所に説明が流れるのに、ちゃんとその格好からフロント加重するということが書かれていると説明されているのは、この本だけじゃないかな。

そして、Push & Pull。

この「軸の移動と加重」が上手くできて、トリックの為の段取りが完了し、あとは、Push&pullで、前輪が上がる・・・はず。これに、跳ね上がる動作を加えれば、これが、マニュアル。

マニュアルができれば、バニー・ホップまでは、もう少し。

そして、バニー・ホップができるようになれば、自然界に存在する物理力という有形力を行使して縦横無尽に空を飛べる。自然界にあるものを通り越して、宇宙の法則でもある物理力を使って飛ぶなんて、なんともスケールの大きな話ではないか。これこそ、まさにネイチャー・スポーツ。

そんなことができたら、もういいや、MTB乗らなくっても。

しかし、頭で色々考えながらMTBに乗っていて、ふと、MTBに飽きたかな?とおもえる倦怠期に、こうした本を読むとまさに「目から鱗」の記述に出会える事が増える。

大竹先生の「韋駄天」でコマ送り写真で説明されている柳原選手のドリフトコーナーがあるのだけれど、つい最近までは、体を前にかぶせるようにして前輪に加重してブレーキ無しで後輪を滑らす「オオタケコーナー」のことだと思っていたら、恐ろしいことに、この柳原選手のドリフトは、サドルに座ったまま、後輪を滑らせている・・・。

唖然。これは、神業に近い。やってみればわかるけれど、ブレーキなしで、サドルに座って後輪を滑らすことは、不可能に近い。

で、前記の「軸の移動と加重」が分解されて説明されている柳原先生の文章を読んで、軸が見た目で移動しなくとも後輪加重をさせることは可能で、例えば、片足をほんの僅か持ち上げても、もう一歩の片足に全体重がかかるようになるように、わずかな動きで「軸の移動と加重」を一気に変化させることは可能だということに、合点がいったのであった。それほど、軸の移動は微妙なバランス感覚なのだ。

激坂を下るときに、皆後輪の中心部くらいまでお尻を引いて下るけれど、前に前転するかしないかの「やじろべえ」的状況にあることで、僅かな軸の動きで前後左右に大きな力で加重や抜重が可能なのではないか。

この状況で、前輪加重後輪加重でトリックの準備ができれば、激坂でのヒーローになれるはず。

前輪一輪で下るとか、前輪をドリフトして下るとか、そんな技も書かれているので、どうかな、こう言うのって、また鎖骨折りそうだけれど、まあ地道に練習してみようかなという気持ちにさせるのである。

確かに、後輪に加重をかければ、破綻無く激坂を下れるけれど、これじゃあ、上下のバランスの練習にはならないんだな、多分。

そんな風に、大竹先生や壇先生や柳原先生やウィリアム・ニーリーや岡村先生の本を、たまにパラパラと読むと、自分の成長に合わせて、いままで素通りしていた文章が、ピタリと目の中に止まる事が多い。

MTBは、奥が深いんだ。そして、舌足らずの表現箇所は、筆者が伝えたくても伝えられない所。そこが、クリームの詰まった重要な所なんだ。

「燃えよドラゴン」の「Don't think.FEEEEEEEL」という至言は、こう言う所にある。

その奥の深さを、スピードや筋肉力やフルサスで素通りしてしまうのは、もったいないもったいない。やはり、自転車古来の姿、フルリジッドがいいですな。

面白いのが、この本の説明に使っている白い自転車が、無印良品の柳原先生プロデュースのものを使っている奴。その昔、この姉妹品のような似ている無印の自転車を、中古屋で安く買って、しばらく使ってましたわ、私。そして、誰かにあげちゃったのかな、なかなか良い自転車だった。

そんなことは、ともかく、柳原選手の言うことには、ほとんどのダウンヒルライダーは、この軸に乗れていないということで、この軸に乗ってはしているとき、自分と自転車が一体化したような感動が持続して味わえるのだそうだ。

それにしても、柳原選手のリーンアウトの姿は凄い。アスファルトの上だけれど、ほとんど自転車が倒れている状態で、上体は道と垂直に立っている。横倒しの自転車のサドルの横側に切り取られた上半身が乗っかっている感じ。

こんな姿で、里山のあんなバンク、こんなバンクをコーナリングできたら楽しいだろうなあ。目の位置が低いから、ロータス・ヨーロッパに乗っているみたいにスピード感も半端じゃなかろうし。

実は、ボクのクロマグサクラの短めのサーリーの短めのリジッドフォークなら、あのくらい倒すことは多分可能なのである。冗談抜きで、バタバタ倒れるの。欠点は、長所にもなるところが面白い所。あとは、練習あるのみ。

夢は続く。MTBは、最高!

だ・か・ら、この本に書いてあるように、基礎から練習することを決心したのである。

posted by ロビオ at 09:13| Comment(2) | 自転車(MTB) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月11日

三日続けてMTB

三連休MTB遊び。こんなに遊んじゃって良いんでしょうかねぇ。

乗る度にヨロコビに満ちた走りをしてくれるクロマグ・サクラ。

ちょっと苦手だった岩のゴツゴツした荒れた路面もこのバイクで楽しく降りることができるようななってきた。コツは、只ひたすら、腕の力を抜くこと。

油圧ブレーキの性能を100%信じるならば、実は、思いっきり手の筋肉を使ってハンドルレバーを引かなくとも、前輪がロックするほどの制動力があるのね。これが、油圧のディスクブレーキの素晴らしい所。

で、こういうガレ場の下りも、フルリジッドであまり痛痒を感じずに下れるようになる前は、ブレーキを必要以上に握りしめて、腕の筋肉を必要以上に使っていたわけだ。

フロントサスが付いていた頃には、そんな風にしても、振動を受け止めることはサスがしっかりと良い仕事をしてくれるから、力任せに握っても良かったんだけれど、リジッドフォークの場合、力むと腕で振動を吸収しづらくなり、振動が激しく体全体を包み込むから、危なくなり、さらに力んでブレーキを握り込むから、今度は上体が前に後ろにダイナミックにブレ出すので、スピードは遠慮がちに減速傾向になり、ブレーキは握りしめたまま、ずるずると滑るように落ちていく傾向が強かった。

けれど、油圧ディスクブレーキは、人差し指でちょっと力を入れたくらいで、十分な制動が実はあるわけで(ここが重要!)、必要最小限の力でブレーキを引くようにすると、どうだろう、腕の力が抜けて、十分に「腕サス」が使えるようになるので、凸凹に応じて伸ばしたり引いたり、フロントをひょいと持ち上げ気味にして石に当たるショックを吸収したり、といった作業が容易になる。

振動が腕サスで拾われるので、視界が振動でがぶれることはなくなり、首はしっかりと頭を道と水平にしてくれるから、必要な情報量が的確に入ってくるようになる。

すると、またブレーキをする箇所、離す箇所というのが、ピンポイントでわかるようになるから、さらにブレーキのメリハリが効いて、微妙なコントロールが可能になる。

だから、安全に自分の度量を超えずに余力を持って快適なスピードで下れるから、遊び心もでてきて、ブレーキを解除した際の加速を使って、岩の上を弾き飛んだり、バンクの乗り上げて、難所を迂回したりできるようになれば、ますます楽しくなるわけだ。

だけれど、こんな事が初心者にわかるはずもなく、最初の頃、ガレタ道を走って、両輪で跳ね上がりそうな事態になったとき、多分、人差し指と中指の二本指でブレーキを必要以上の力でぎゅっと握りしめつづけていたはずだ。これでは、負のスパイラルに陥って、坂の下り全般において、ブレーキをず〜っとかけているような状況で、前腕が突っ張って、首が動き、視界がぶれるから、必要な路面状況が判断できずに、転けることになる。

フルリジッドに換えて二日目に行った大名栗の最後のガレ場なんか、そうやって走って、スピードがほとんど出ていないのに、前転して転けた。

「ガレ場だ、ヤバイ」と思って、ブレーキをぎゅっと握りしめるが故に、腕がパンパンに突っ張っちゃって、硬直して角張って重心移動が無く、体とバイクが四角四面のサイコロ状になって、ころりんと、ちょっとした段差を切っ掛けにして前転してしまうわけだ。

が、本当は、ヤバイとおもったら、リラックスしなければいけなくて、それには、腕の力を抜くこと、人差し指一本で、腕を柔らかにして、必要なときに必要なだけの力をチュンチュンとかけてやることが必要で、破綻する割合が極端に減ってくる。

と言った具合で、やはり、油圧のディスクブレーキというのは、優れた製品で、これなかったら、フルリジッドフォークは乗れないですな。

昔の人は、カンチブレーキでフルリジッドで乗っていたそうで、これは、相当大変なこと。というか、下りの楽しさが、ブレーキを握り続ける辛さで減じてしまいそうなんだけれど、そうだからこそ、路面をハードブレーキをして滑っていくような技とかがその時代は発達したのだろうと推察するのだけれど、いやあ、昔の人は、偉かった!これは、これで楽しかったのかな?

というわけで、3日間、みっちりというわけではないけれど、軽めにマフェトントレ風に遊んでいたわけだけれど、ビックリしたのは、越生の甚五郎のうどん。

ここに来るのは、2度目くらいなんだけれど、いつも量が少なくて、運動した後で食べるには、ボクには量が少なくて、あまり行く気がなかったんだけれど、中盛りと大盛りがあることに初めて気がついた。

減量中でもあるから、大盛りをパスして中盛りのカレーうどんを頼んだら、この量がスゴイの何のって。大盛りにしなくて良かったよ。

この日、リカさんのお招きで、ご機嫌なガレ道をビューッと下った後、2時30分頃までほとんどみんな食べていないので、腹ぺこぺこ、飢えているといってもいいくらいの腹の空き方だったんだけれど、スープまで間食したら、苦しいのなんのって。

いやあ、気に入りました。

それにしても、リカさん、超久しぶりにMTBに乗ったようですが、見事なガレ場の下り姿。さすがです。

マラソンでも、自転車競技でも、できる人は、いままで何にもしていなかったんだけれど、「走ってみたら、漕いでみたら、速かった」という人がいるそうだけれど、そんなフォームでした。

そして、この凄いガレ場を一人で探検に来て下った・・・なんて、まあ考えられないですな。楽しい道案内をありがとう御座いました。

というわけで、この道、何度か足を着いたので、次回は、攻略しながら下りたいとは思うものの、これ1本で終わり・・・というには、登りの時間が大いにかかるので、色々このあたりで楽しんで、〆は、このご機嫌な下りで、というルートを探さないとちょっとキツイかな。

そんなわけで、ちょっと運転もこの三日間で雑になってきたので、来週は、一人で丹念に練習しに行こう。

というのは、昨日の青梅方面の山で、登れるはずの激坂登りの最後の最後で車体が右に動いて足を着いてしまったのだけれど、帰りの車の中で、どうもしっくりした乗り方ができていないなとその原因を考えていたら、思いつくことは、ただ一つ、視線が下ばかりにいっていたこと。

路面の根とか岩を注視して、前輪の数十センチ前当たりだけを見ていたから、ただでさえバランスの悪いバイクと激坂という状況なのに、それは、ふらついて足を着きますって。

そういえば、最近、激坂登りの攻略で壇センセが本の中で書いてあった、視線は前に前にというのを忘れておりました。ハンドルに屈みがちになる姿勢が悪いのは、一つには、視線が下を向きやすいカラなんだろう、多分。

MTB遊びというのは、激坂登りでもダウンヒルでも、要するにバランスが大切だということで、バランスはやはり、脳味噌で司るわけで、その情報収集する大切な端末装置が目なのだから、目は常に平行にしていなければいけないんだと、体で「腑に落ち」たのでした。

楽しく、色々なことに気づかせてくれた三日間でした。

posted by ロビオ at 09:30| Comment(2) | 自転車(MTB) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月31日

大晦日里山ライド

日頃の感謝を込めて、大晦日里山ライドに出動。

早朝の休耕田周りの枯れ草は霜で真っ白。霜柱やら氷を角砂糖を踏みつぶすようなゴリゴリという小気味よい音を立てながら走る気分は最高と言っても良いくらい。

バンクはちょい手前で急加速して路面とタイヤがほぼ直角になるように入ってぐるりと回っていく。岩は前輪浮かせて乗り越えて、後輪で引っかけないように、後輪がその岩を迂回するように意識してハンドリングをこなす。もちろんチャレンジしがいのある根っこの段差や、岩と岩の間にタイヤが通れそうな幅を発見したらそこを通り抜けるように細心の注意をしながらバランスを取りながら通っていく。

いやあ、やることが多すぎる。前後左右に上体を捻ったり、後輪を腰で捻って曲がったり、ウィリー後輪走行で水たまりを徒渉したり・・・だからこそMTBは面白い。

そして、そんな運転をするのに資する新しい道具であるDXというシマノのクリートにもすっかり慣れて、10年の知己のように切り株があれば、そこで寸止めし、ラチェット走法に切り替える。まだ2回しか使用していないけれど、これ以外のペダルは考えられないほど気に入っている。足乗せが簡単だし、クリートが入り易い。重心の微妙な移動を足の裏でするのが大変得意で、高度な重心コントロールセンターである足の裏による微妙な重心移動に力を発揮するのに役立つのがこのペダルではないかと思われる。

やや急な小さな盛り上がりの所は、乗り越えるときにタイミング良くハンドルを引いてやるといとも簡単に前輪が浮かび上がる。胸の高さくらいまで前輪があがるので、その瞬間に思いっきり腕を下に下げると、後輪が浮かぶ・・はずなのに、なかなかそうはいかないのだけれど、感覚的には、バニーホップっぽい飛び方が出来るようで、これはなかなか良い練習なのでないかと、何度も練習してみる。BMXの連中は、そんな風にしてコブを飛んでいるような気がする。

やや急な大きめのコブとMTBのスピードがあれば、結構な高さまでジャンプ出来そうなので、これは色々と練習する甲斐はありそうだ。

大切なのは、どうしたいのか頭の中でイメージすることだ。イメージを具現化するのは、体が得意とすることだ。一歩一歩イメージに近づけていこう。

とこういう風に里山の道を走っていると、それはそれは練習場の宝庫で、あっちの根っこ、こっちの根っこと、色々な障害物が尊い宝物のように見えてくる。

まあ、そんな風に、あっちこっちで練習しながら気儘に走って終了。良い練習になりました。

まあ、明日も走るだろうから、今日で走り納めなんていう感じもないのだけれど、やはり、何事も楽しければ、苦労も苦労と思わずに、失敗も3回までと決めておけば、いつかはそれをクリアーする日もくるだろうし、変に苦手意識を潜在意識に送り込むこともなくなるので、力を抜いて、楽しいと思えるだけ練習すれば、良いのだと思っている。

辛い練習は、それこそ何時までも長続きするはずはなく、一時の自己満足で終わってしまうものだから、やらないよりやった方が良いかもしれないけれど、あまり賢い練習方法じゃ無いような気がする。

よくレースに参加して好成績をあげるとかいった目標がないとモチベーションが上がらないとかいうけれど、楽しさに勝るモチベーションは無いと思うのだ。

美味しいものは、いつでも食べたいと思えるように、好きなことは、何時だってやっていたい。好きだから自転車に乗る。分厚い本だって読み切れる。

そんな風に、楽しいからこそ端から見ていると頑張っている様に見えるというのが一番健全なんじゃないか、自律しているのではないか、自己完結しているのではないか、とも思えるのだ。

休まず、弛まず、頑張らず。この三無い主義で来年もやっていく予定だ。

posted by ロビオ at 16:03| Comment(0) | 自転車(MTB) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月27日

大竹コーナー、決まった!

DXとマークが付いているシマノの平ペダル兼用のようなSPDを買ったのだけれど、カチャッとストレス無くクリートが嵌るし、一番大きな利点は、今のところ靴底全体とペダルが一体化して地面に立っているように足が安定すること。

足の指全体の強弱で微妙なバランスを取ることもできる。普通のSPDだと親指の真下は、虚空が拡がっているのだけれど、これは、ちゃんとペダルがあるからね。

また、当たり前だけれど、激坂登りで足を着いて再スタートするとき、クリートに嵌らなくても足がペダルの上に安定して乗ればグイッと踏み込むことができて、これは便利。

これらの利点は、かなり高得点が与えられる。

けれど、長所が欠点になるように、大きな厚みのある平ペダルが着いているようなものだから、木の株がペダリングしているときに当たるのよ。これが、油断していると危ない、危ない。

実際、本日2回、ペダルに木の株がぶつかり、足がはじき飛ばされて、かなり不味い状況に陥ったよ。

だけれど、こういうところは、なれていけば良いのだから、結果、素晴らしく良い買い物をしたと思っているのである。

というわけで、今日もMTBツーリング。一人でロックを歌いながら走る山道も最高だけれど、たくさんでがやがやと走るのも最高。

結論は、一人でも大勢でもやはりMTBは楽しいって事。

というわけで、M野さんの後ろについて某大学付近の下りはなかなか楽しかったなあ。

Mさん、良いリズムで楽しんで下っているのがわかるので、こちらも、バイオリンに伴奏ピアノという感じで、後ろから、ヒョイヒョイとバンクを乗ったり降りたり。こうやって、楽しんで走っているなというのがわかっている人の後ろを走っているのは楽しいよね。ひらひらと、右に左に体重移動させながら、決して、最短距離を目指しているのではなく、楽しそうな所をヒョイヒョイと。いいリズムで下れましたな。

まあ、ちょっと遊びすぎて、バンクの上まで乗り上げて、あわや山の下に落ちそうになったけれど、これはこれでご愛敬。

それでもって、せっかくこういうダウンヒル系のペダルを買ったのだから、片足ペダルから外して前重心でズババと大竹さんの本に載っているようなコーナリングがしたいじゃないの。

虎視眈々とチャンスを待っていた。が、なかなか里山のシングルトラックだとおあつらえ向きの所がないのね。

が、ありましたありました。左コーナーで深くて、やや車の轍っぽいバンクがあるところ。破綻すると前転でぶっ飛んじゃうけれど、路面も乾いているし、落ち葉が堆積しているし、しっかりと前輪を支えてくれるバンクもありそうだから、思い切って、左足を外して前輪に加重をして、右足でエッジをかけるようにしてコーナーに突入。

クロマグ・サクラはいとも簡単にリーンアウト気味に倒れ込む。車体が立っていると前転するけれど、思い切って寝かせて、右足でエッジをかけるようにしていれば、最悪路面を滑るように転けるだけだ。

前輪のタイヤが押しつぶされてコブラのエラのように潰れて、路面に粘着しているのが力を抜いた腕を通じてわかる。

後輪はほとんど加重がないので、やや大きな石の上をポンポンと軽やかに弾いているのがこれまたペダルを通じてわかる。

サササーと後輪が落ち葉のうえを軽やかに滑っていく音が絶妙のサラウンディング・サウンドで僕を包み込む。

サス付じゃあ、わからない、前輪と後輪から直接入ってくる情報を僕がすべて独り占めにして、その感覚を楽しむ。

僕は何を見ているわけではないけれど、すべてを見通している。何も耳には入ってこないけれど、何もかも耳に入っている。五感の感覚を超越した世界にほんの刹那入り込み、次の瞬間、俗世界に舞い戻ってくる。

ああ、快感。路面とバイクと自分が完全に一体化して、時間が止まって永遠に感じられるそんな感覚。

恍惚のコーナリング終盤で前にある体を腕立て伏せの用にして、ハンドルを前に押し出して、ケツを斜め上に瞬時に移動させれば、しなりかえした鉄のフレームが獰猛にバッチーンと加速を加えて前に僕を進ませる。

いやあ、久しぶりの背骨の下からヨロコビが湧き出るコーナーリングでした。

こんな快感を、楽しさをみんな感じられると良いのになあ。思っているより、ずっと、ずっと、深遠な世界がここにはある。

それには、やっぱり、フルリジッド。これに限る。

というわけで、終盤、やってはいけないバイク交換して、久しぶりにサス付のハードトレイルで根っこの道を走ってみたけれど、ありゃりゃというほど、木の根をトントンと軽やかにとおり過ごしていく。

もう感覚が麻痺しちゃっている僕には、刺激が少なくて、なんだか物足りなくなってしまう。

クラウンで林道を走っている感じ。道をトレースするだけで、終わっちまう。スピード感はあるかも知れないけれど、この感覚には、もう戻れないかな。

思うに、より速く、より快適にという方向でMTBが進化していく過程で、大きな運転するヨロコビというものがどんどん失われていったのではないかい?こんなに楽しい里山ライディングのヨロコビを減じるバイクであっという間に坂を下ってしまうのは、ぼくから見ると狂気の沙汰ではないように思える。

けれど、そういうバイクの愛好家からみると、こちらが狂気の沙汰ではないのかも知れないけれど。

まあ、こういうのは、趣味の問題。僕が、伝えたい楽しみは、他の人の苦しみかも知れないから、それは、誰にも当てはまることではないわけで、まあ、一つの意見と言うことで。

が、前に「やってはいけないバイク交換」と書いたけれど、そのKちゃんバイクにはマグラのブレーキがついていたんだよ・・・・。

聞きしに勝る効きの良さ。ブレーキって止まるためにあったんだ・・・と思えるブレーキ効きの良さだよ。こりゃ参ったね。こんなブレーキを皆さん使っていて、これは反則。う〜ん、昔の体にはもう戻れない様な気が・・・。

あああ、人のバイクなんて乗らなければ良かったよ。皆さん、あんなブレーキで走っていたの???

そんなわけで、初心者ライダーの目の前で、前輪すっぽ抜けて、見事な転けを披露したりして、まだまだな僕のフルリジッド遊びなんだけれど、まだまだ当分課題があって、それらを少しずつ克服していって、普通の何でもない道を120%楽しめるように練習していきたいと思うのであった。

posted by ロビオ at 09:15| Comment(2) | 自転車(MTB) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする