2015年12月21日

ギューっと重たいキッス

足裏と地面がキッスしながら前方に進んでいくのがランニングであるのだが、その着地キッスが、地面を垂直に押すようにするというのがいいのだと本には書いてあるじゃないの。
押すったって、一瞬で着地は終わってしまうから、なかなか難しいのだね。
そして、拇指球で押し込むなんてことが高等技術として、あちこちに書かれているんだが、そんな器用なことを一瞬で行うのは、無理がありましょうや。
そういう反射的なことは、自然に任せて、足の力を抜いておけばいい、というか、意識すればきっと遅れて、自然な走りとは真っ向から反対のものになってしまうに違いない。
チュッチュと軽いキッスだと、体重乗せられないのは当然で、前足部で棒のように小さな面積で地面を叩けば、パタパタ音がするわけですよね。
もっと、地面を愛おしんで、ぎゅ〜っと、足裏全体で地面にキッスしてあげる。
踏み込む時間が短くても体重乗っからないし、長すぎれば地面からの反動を無駄にしてしまう。ああ、難しい。
こういう時は、イメージ戦略。キスシーンでなにかなかったかしらん、映画で、重い重厚で体のすべてを預けてキッスするシーンは。
はっと思い出したのが、ゴッドファーザー2の死のキスのシーン。ジョン・サベージ扮する弟のフレッドがユダヤマフィアに取り入れられて、ファミリーに大損害を与えてしまう。アルパチーノ扮するマイケル・コルレオーネは、フレッドの頬を両手で掴み、You broke my heartと言いながらブッチュと弟に力を込めてキッスする。この後、フレッドはマイケルに殺されるわけだが、世の中、数々のキッスシーンの名場面があるけれど、これが一番有名なシーンじゃないでしょうかねえ。
というわけで、このシーンを頭で何度も再生しながら、地面をブッチーゥと踏みしめながら、走ったら、ぐんぐんスピードが上がっているじゃないの。心拍上がらずに。
腰低め、膝曲げめの姿勢でね。北斎漫画の飛脚や富嶽三十六景の平塚宿の走り方みたいに。これ、俺にあっている走り方かも。
ゴッドファーザーに感謝!
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2015年08月05日

白いブランコ

猛暑が続きます。

足の故障は、良くなったと思って走ると、翌日の朝、歩けないほどの痛みで断念、ということを繰り返して、良くも悪くもならない。

1時間と1時間半、一時間と2時間、一時間と3時間、一時間半と月曜日から日曜日までのサイクルで、山を走って、今週から3週目。

昨日は、足の痛みも消えて、体も軽く、山道を軽快にすっ飛ばしてみれば、2,3時間後には足の第2指と付け根の部分がいたんで、引きずるように、仕事で蒲田の町を歩くことになった。

この数ヶ月、超えるに超えられない一線があって、その手前で、一人敗退する日々が続いております。

というわけで、そこそこ、距離数は走っているものの、心の底から楽しむようなランニングは出来ておらず、常に、痛みを感じながら、あるいは、感じない時には、走り終わって体が冷えた後に、じわじわと痛みが再開してしまうというサイクルのなか、当然、長時間の運動は無理なので、週末は、早朝、それなりに走った後は、DVD屋に駆け込んで、5枚ほど未見の映画を借りて鑑賞する日々が続いている。

邦画って、あんまり見ないのだけれど、『かぞくのくに』という映画が素晴らしかった。

在日朝鮮人で、16歳で祖国の発展を夢見て北朝鮮に一人渡った兄が、脳腫瘍の手術で日本に一時滞在する許可を得て家族のもとに戻ってきたというお話。

勿論、監視つきで、常にその動向や発言はチェックされているから、久々に同級生と会っても、差し障りの無い話しかできない。盛り上がらない。周りの者はみな、在日朝鮮人だから、そういう事態もちゃんとわかっている。日本で住み続けた者と希望に燃えて祖国に戻った主人公との現在の環境の差は埋められそうもない。

その中で、身近な同窓生との飲み会で、友人がビリーバンバンの「白いブランコ」を歌うのにつられて、主人公は歌を口ずさむ。祖国に旅立つ前に流行した歌なのだろう、そして、きっと、祖国でのサバイバルに近い生活のなかで、生きた証のようなものを認識するために歌った日本の歌だったのだろう。

日本の病院で、3ヶ月の滞在では手術は無理という診断を、妹(安藤サクラが素晴らしい)が手をつくして、手術できるように手配した最中に、突然の帰国命令が下される。それも、翌日に。理由はいつもの様に知らされない。上の命令は絶対だ。下の者からの質問は許されない。

こういうことはよくあることなんだ、と、諦めるように妹に語る兄。自由に考えると頭がおかしくなってしまうので、何も考えないようになってしまう生活のこと。あの国では、生き残ることだけを考えて、それを実践することが大切なのだ。妹には、自由に考え、色々な世界を見て回って欲しいと語る兄。

反発する妹、そういう国であることを重々承知でその怒りや悲しさを理性で感情を抑えこむ父と母。

国が用意した車で飛行場まで、監視役とともに乗り込む兄。その車の後部座席の窓を少し開けて、故郷の空気を車の中に入れた時に、主人公はまた「白いブランコ」を口ずさむ。いいシーンだ。

というわけで、この「白いブランコ」が、心に染みて、この主人公やその家族のことを思って(かなり引きずっているわけだ)この日から何度も聞き直して口ずさんでいる。

いい映画だった。

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2015年05月24日

益子、そして、カレー

高速道路飛ばして、益子までドライブに。

関越、北関東自動車道、東北道、北関東自動車道と繋いで、久しぶりの高速道路運転は、つまらないとはいえなかった。

吉田拓郎の2枚組のCDを聞き終わらないうちに、到着した。

益子に滞在した時間はわずかで、渋滞に巻きもまれないように、早めに帰ってきた。

土曜日は、フレンチ料理。

日曜日は、インド料理。

というわけで、カレーを作る。

4種類のスパイスの種、4種類のスパイスパウダーを、炒めて混ぜ込んで、どうして、カレー粉のような香りになるのか、いまだに不思議だ。

ガラムマサラや、ターメリックとか、単独で臭いを嗅いでも、これらが合わさって、例のカレーの香りがするようにはとても思えない。

今日のレシピは、銀座のナイルという有名カレー屋さんの3代目が紹介したもの。

上記、8種類のスパイスを入れて、ココナッツミルクを少々入れた、風味の良いチキンカレーだ。

これで、カレーに関しては、連続3週、スパイスから作るカレーを食べている。

目標は、自分で、好きなようにスパイスの分量を考えて、独自のカレーができるようになること。

レシピで、基本を覚えて、あとは、その応用で、自分のカレーを作りたい。

パンも同様、フレンチも同様。

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2015年05月22日

トレイルで腹圧トレーニング

昨日のランニングがうまくいったので、今朝は、トレイルで試そうと、里山に入る。

腹圧をかけ続けるのも、だんだん慣れてきて(まだ二日目だけれど)、胸を開いて、胴を伸ばして、骨盤を前傾させて、かつ、上下させて、着地した瞬間に体を伸びあげるようにして、走ってみた。

マルチタスクをするのは、骨が折れるのだけれど、体を弾ませながら、長いトレイル道を走る気分が満喫できてよかった。

こうやって、しつこく体の使い方を監視しコントロールさせたあとで、最後の5キロは、体から意識を抜いて、腹圧と旨を開くことくらいに神経を集中させて走ってみると、軽く走っているつもりでも、キロ4分台くらいで走っているので、このトレーニングは成功しているのかもしれない。

長いトレイルの下りは、久しく体験していなかったキロ2分台。力を抜くことの大切さを身にしみたわけです。

明日は、自転車に乗る予定。

午前中はランニングと農業塾。午後は自転車とフレンチ料理。

ランニングとシンクロさせて、ペダリングを中心に、色々遊ぼうと思っている。

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2015年05月18日

トレイルラン再開(2日ぶり)

二日間雨やらイベント手伝いで走ることが出来なかったので、今朝は長めのトレイルラン。

体の筋肉疲れは、完全に抜けている。

イベントの手伝いも、体を休めるのにいいのかもしれないね。

最近、朝の3時30分には目が醒めて、十分な睡眠がとれている感じ。

3時半に起きるには、早過ぎるので、うとうとしだすと、朝4時にセットしたラジオが流れて、ラジオ深夜便の『明日へのことば』をそれとなく聞いているうちに起き上がり、短パンランシャツに着替えて、水を入れたボトルを1本手にして家から飛び出すという感じ。

4時30分頃走れば、だいたい6時30分くらいに家に戻る形で、今朝は、出勤前に、パンを捏ねることが出来た。

パンに関しては、パン種を発酵させづらい冬の低温に慣れてしまって、うかうかすると、過発酵でパン種を駄目にしてしまう。

二日前に、麹酵母エキスで作ったパン種は、過発酵で大失敗。

日曜日、イベント手伝いの前にちゃちゃっと作った奴が、もうパンを作れる状況になっているので、パン種を起こす時間は、冬の二分の1くらいになっていることを頭に入れないと、パン作りのスケジュールを調整できない。

毎朝、2時間程度、週末も含めて走り続けることが出来るような体力を身につけたいというのが、5月6月の目標だ。もちろん、自転車だっていい。

その為には、心拍数を管理して、体に負担を与えていないかを随時チェックしないといけない。

今朝も、低心拍数で、150には入れず、135くらいで落ち着く程度に走り、スピードを出したかったら、天井知らずでどこまでも駆けていくという方針で走ってみる。

とにかく、この朝のトレーニングは、生活のベースを作り出す大切な儀式でもあるのだから、一生、こんなふうに運動が出来る体を維持できるよう、無理せず、怠けず、いい塩梅を見つけて、体を鍛えていきたい。

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2015年05月15日

自然を内在化させる

1日2時間、毎朝走っていると、やはり疲れが溜まってくる。

脹脛、前頚骨筋あたりが筋肉痛っぽくて、早朝起きてトイレまで歩くのだが、苦痛でもある。

けれど、しばらく立ち上がって、着替えしていると、あ・れ・ま そんな不快も綺麗さっぱり(とはいわないが)消えてしまう。

痛み成分というのは、寝ている時に、沈滞しているんでしょうかね。それが、増大する心拍で血液が流していってしまうからなくなっていく、そんな生理的な作用があるんだろう。

というわけで、今朝は、一瞬、走るのを休もうかと思ったけれど、腹の脂肪もなくなりつつあり、あと3キロほど痩せてしまいたいので、走ることにする。

行き先は、近所の里山。

とかく、ハイカーとトレイルランナーとの気分的な衝突が昨今叫ばれているけれど、実際に山道を走るというほどの脚力がある人はごく少数で、早歩きか、歩幅狭くしてチミチミと山道を登っているという方がふさわしく、決して、猛スピードでトラックを走るように走れるものではない。

南アルプスやら、八ヶ岳やら、人の集まる「山岳」地帯では、走るのは無理に違いない。少しばかり早歩きのハイカーといったほうが正しいのだ。峻険な山道を下るのだって、走ることはできない。休まず、弛まず、軽い荷物と軽快な靴で、早歩きで下っているのに過ぎないのだ。

ハイカーとトレイルランナー、そもそも、あまり変わりはない。レースでもしない限り。

鎌倉アルプスなる観光客が大勢の狭い道で、大勢でトレイルランナーが走れば、それは眉を顰めたくなるのはよくわかる。

なので、一人ぽっちでトレイルを走るのが嫌いなら、せめて、4,5人位の仲間でトレイルを走ればいいし、できれば、単独で走ってもらいたいと思うのである。

幸い、朝の4時頃、里山で人に会うことは、稀である。物思いにふけりながら走るもよし、瞑想的にココロを無にして走るも良し。、耳から聞こえる音楽に合わせて踊りながら、歌いながら走るも良し、来た道を戻って何度も登りの練習もするも良し、ここは、本当のパラダイスなんである。

かつて、この地が住宅地になるという計画があった頃、無くなる予定の里地を走って、そこの空気を吸い、そこの山道を走りながら筋肉の厚みといった体内の構成要素として、あるいは、記憶として、内在化させようと思っていた頃があった。そうすれば、この里地が無くなってしまっても、自分の中に残るのではないかと。

なんだか、珍しい鳥の声が聞こえたけれど。

蝶が三頭、縄張り争いしている。

エノキの白い花が国道の街路灯の光のようにトレイルに落ちている。

息をするたびに、何者かが入り込み、でていく。

ありのままを肯定しようという気分になる。

今日の始まりは成功だ。

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2015年05月14日

将来は暗い。だから、トレイルラン。

『街場の憂国会議』晶文社内田樹編を読み始める。

内田樹をはじめ、小田嶋隆、想田和弘、高橋源一郎、鷲田清一等優れた書き手が、日本はこれからどうなるのかということについて自由に書いた文章で編まれている。

今の日本の現状を知るのに役立つ視点を得るにはこれほど優れた本はなさそうである。

今、日本は、本当に病気である。

常識が通じない、論理が通じない、良識が通じない。

それらを持っている人には、ただただ驚くばかりの事態が、毎日のように起こっている。

ニュースを聞くのが苦痛である(それを聞きながら悪態をつく)。

国が神経症を病んでいると分析したのは、岸田秀の「ものぐさ精神分析」においてである。

ペリー来航によって、強引に国を開かされた日本は、アメリカに卑屈に隷従する外的自己と、自己を理想化した内的自己に分裂してしまった。卑屈にアメリカに隷属する自己を、内的自己は許さない。その自己同一化の維持が難しくなった時に発狂する。

日本にペリー・ショックという精神外傷を与えて日本を精神分裂病質者にしたのも、日本を発狂に追いつめたのもアメリカであった。そのアメリカへの憎悪にはすさまじいものがあった。この憎悪は、単に鬼畜米英のスローガンによって惹き起こされたのではなく、100年の歴史をもつ憎悪であった。日米戦争によって、百年来はじめてこの憎悪の自由な発現が許された。開戦は内的自己を解放した。

日本は、今、発狂寸前。何かの引き金でたやすく内的自己がマグマのように噴出するかもしれない。戦後70年経って、マグマは十分に噴火口直下に溜まっているのではないか?

アメリカの押し付け憲法と現憲法を呪い、アメリカに行けば、日本の国土を、自衛隊をアメリカのいいように利用させる約束する(させられる)。大丈夫なのか?反米なのか親米なのか?自分でもわからず分裂しているんじゃないか?

日本人は、みな、この病を持っている。しっかりと自覚して、つい気分でふらふらとしないように、肝に銘じたい。

日本の将来は暗い。しかし、暗いと言っても始まらないので、今朝も早朝ジョグ。

路面は乾いているだろうから、トレイルを走ることにする。

精神安定剤の代用としても、この早朝のトレイルランニングは必須のものだ。

卯の花が咲き、エノキの白い花びらが路面を彩り、ニセアカシアの花がミツバチを誘っていたよ。

パーシー・フェイス・オーケストラの「夏の日の恋」を聞きながら、スカッと走り終える。18キロ。2時間。

https://www.youtube.com/watch?v=bz4DOlnh64Y

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2015年05月13日

朝トレーニングを継続すること

最近は、朝にトレーニングして体調を整え、休日は、他の活動に勤しむという方針を立てたので、土日も含めて毎日、早朝トレーニングをするためには、強弱併せ持った内容で、疲れを溜めることなく毎日を乗り切らないといけない。

環境問題と同じ「持続可能な」というのが、キーワードになる。

そもそも、1日2時間弱、運動に精を出せば、それで十分じゃないのかね?との声を走りながら聞いたのが発端で、毎日しっかりと鍛えていれば、土日に8時間も運動する必要は感じない。時間は有効に使うべし。

昨年の今頃、土日は、飯能アルプスにて、8時間以上トレイルを走っていた。今思うと、馬鹿だねえ、と思う。

確かに、そんな時期も必要だろう。怪我故障をしなかったのも褒めてあげたい。

しかし、あれもこれも、過ぎてしまえば、無駄なことだったような気がする。

50をすぎれば、時間が勿体無い。やりたいことは、たくさんある。

東京を味わいつくしたい、スペルト小麦栽培の行く末も見届けたいし、農作業も、料理もしたいし、旅行も行かねば(奈良京都)、映画も見たいし研究したい。

早朝トレーニングに運動を限定する所以である。

今年は、そんな風にして、トレーニングと向きあおう。

というわけで、今朝は、緩めの心拍数で、20キロ走。山王峠方面をぐるりと。

雨の日にトレイル入ると靴が汚れるので、久しぶりの舗装路だ。

熱帯高気圧が空気を入れ替えて、瑞々しい空気が喉を潤す感じ。

腰の上下、拇指球を意識して、緩めに走る。

自転車とランを交互に練習できれば理想的なのだが、なかなか自転車の整備が・・・。

骨盤の上下運動は、ランニングやトレイルランニングの場合だと、特に上り坂で、足の屈伸が腰で足を持ち上げる分だけ縮こまらないので、膝を曲げて体重を持ち上げる時間が短くて済み、結果、前面の筋肉をあまり使わずに、省エネ走法に繋がりそうだ。

それに、腰を下げた時に同時に着地すると体の体重が腰に乗るので、反動を利用して走ることも出来そうである。

トレーニングで消費されるカロリーというのは、運動の強度にかかわらず、体重✕時間にほぼ等しいらしいので、2時間走れば、私の場合は、1200キロカロリー消費されたことになる。

こうした生活のリズムを1年継続できると、どんな体になっていくのか、それを知りたいと思っている。

その為には、賢く毎日運動を続けないと。

朝、4時30分にランニング始め、白い色は恋人の色を聞きながら、今朝も自然の気を体内に取り込んで6時15分頃終了。

https://www.youtube.com/watch?v=BMkJjevfaiY

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2015年05月11日

ジャージー・ボーイズ

久しぶりの映画です。

クリント・イーストウッドといえば、映画の巨匠です。

この監督が作った映画でつまらないものは一つもない。

そういった意味で、ヒッチコックに比肩するのは、この監督をおいて、誰もいない。

その映画の巨匠が、フランキー・ヴァリとザ・フォーシーズンズのミュージカルを映画にするという。

これは、見なくっちゃ。

この監督は、音響に非常に拘りがあるので、劇場で見ないといけない。

歌と音響にやられました。まさに、ジュークボックスのように歌が流れ続ける。台詞の間にも、映画の中のラジオから彼らの曲がかかり、一体全体、何曲、彼らの曲がかかったんだろう。サントラ盤から抜け落ちている曲も含めたら、相当数になるはず。そのどれもが、いいんだなあ。

フォー・シーズンズの歌といえば、シェリー、君の瞳に恋してる、が有名ですけれども、僕が初めて知ったのは、ジャクソン・ブラウンの「ランニング・フォー・エンプティ」というアルバムの「ステイ」ですね。このツアーに明け暮れている辛い日常を描いている映画で言うとロードムービーのような優れた半ライブアルバムのラストの曲。

歌詞は全く変えているけれど、バックのローズマリー・バトラー、そして、デイヴィッド・リンドレーがフランキー・ヴァリのように裏声で歌うという大団円の曲。

♫もう少しだけここにいたいんだけれど

プロモーターも組合も気にしないよ。だから、もう1曲だけ歌わせて♫

https://www.youtube.com/watch?v=AiHBCruacA4

ジャクソン・ブラウンとブルース・スプリングスティーンが、「No Nukes」のライブアルバムでも歌っていたっけ。

この映画は、音響が全て。家でDVDでみても、感動はガクッとさがるかも。

ジャズ好きのクリント・イーストウッドだけあって、「君の瞳に恋してる」を歌うシーンでは、ブラスバンドの音が凄い!

それにしても、こんな映画もものにしてしまうクリント・イーストウッドってバケモノだ。

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2015年05月08日

チャップリンこそ英雄

毎朝目覚まし時計がわりに使っているラジオから流れた今朝のNHK第1放送の『ラジオ深夜便』の「明日へのことば」のコーナーのゲストは、映画評論家の秦 早穂子さん。

カンヌ映画祭に35年だか通ったことがあって、その中で、最も感動した場面として、1971年5月12日カンヌ映画祭のオープニングセレモニーでチャーリー・チャップリンがレジオンドヌール勲章を授与された時のことを挙げていた。

壇上で、文科相のジャック・デュアメルの杖を借りて、くるっと後ろを向いて歩いた時に、感動で涙が出たという。

チャップリンが自由を求めて歩んでいったその道が、その後姿にずーっと続いていると。

それをふとんの中で聞きながら、思い出したのが、チャップリンの『モダンタイムス』のラストシーンだ。

思い出してみよう。

二人で家を建てようという夢にむかって、同じ浮浪少女と中年男性が、色々な仕事を始めるが、すべて失敗。最後に、キャバレーでの即席ボードビルの「ティナティナ」をチャップリンが成功させて、そのキャバレーで生計をたてられそうになったその時に、官憲の追手が伸びて、ここも出ていかなければならなくなる。

次のシーン。名曲”Smile”が流れて・・・朝日が登っている。ヒロインの少女は、じっと我慢していた辛さに、「what’s the use of trying! 何やったって無駄なのよ」と泣き崩れる。旅支度の靴の紐を締めながら、チャップリンが「Back up. never say die. we’ll get along. 元気を出すんだ。へこたれちゃ駄目だよ。なんとかなるさ」

決意を新たにした少女。チャップリンが、自分の口の端を上に持ち上げて、笑うようにと少女に伝える。字幕に”Smile"と出て、二人寄り添って、背中に日を浴びて、道を歩いて行く二人の姿を写しだして、The end。

https://www.youtube.com/watch?v=Ps6ck1ejoAw

この「モダンタイムス」の次の作品が「独裁者」。

ナチが台頭している時に、自身ユダヤ人であるので、ナチが世界を征服したら真っ先に殺される相手にして、ヒトラーやムッソリーニを徹底的に茶化した映画を撮っている。

これだけの英雄なのに、アメリカは、彼を追放した。その悲しさや如何にと思う。

彼が、アメリカを追放されて(赤狩りで)20年の時を経て、アカデミー賞の特別賞を受賞した時の感動的なスピーチ。スタンディングオベーションが10分以上続いたそうです。語った言葉と語られなかった言葉を十分に考慮すればその気持は、短い彼のスピーチに凝縮されていると思う。

https://www.youtube.com/watch?v=J3Pl-qvA1X8

「言葉は、時に不毛で、象徴にしか過ぎない」とスピーチするチャップリン。

「独裁者」の最後のスピーチは、何度聞いても背筋が伸びる。

こんな英雄が今後生まれるとは思えないけれど、間違いなくチャップリンは、僕の永遠のヒーローの一人であり続けることは間違いない。

というわけで、今朝は、朝から、チャップリンの映画を思い起こさせてもらって、気持よく朝のジョギングが出来ました。

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2015年05月07日

連休の料理の成果

フレンチ料理とスペルト小麦で焼いたパン。

よく料理しました。ごちそうさまでした。

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2015年05月03日

下直竹のおさんぽマーケット

飯能の下直竹のおさんぽマーケットのお手伝い。
250食用意したエビとチキンカレーの皿洗い。その他に、ケーキセットの皿とカップ、水を入れたコップなど。
今回も、完売で、皿を洗うのに、指先の筋肉が筋肉痛!
今回で、何回目かわからないが、村全体で、大規模な企画を年2回継続しているところが素晴らしい。
誰も、濃密な人間関係を作りたがらない昨今、村全体の人間模様がはっきりとわかっているといて息苦しさもあるのかもしれないが、それでも、こういう村に住むということは、案外、居心地がいいのかもしれない。
都心で26度とか。このくらいの暑さは嫌いではないので、一段落して、ビール缶片手に、庭先のリクライニングチェアに座り込んで、ウスバシロチョウが飛び交う庭先で、ちびちびと飲みながら、初夏の太陽を満喫ス。『太陽がいっぱい』のラストシーンみたいに(前面は海ではなく山だが)。

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2015年04月29日

よく遊びよく学べ

最近、休みのたびに、池袋の新文芸坐へ行って映画を2本見るという週間が付いていたけれど、今週は高倉健特集。
ボクは、あんまり高倉健好きじゃなくて、昭和残侠伝でも、高倉健より池部良や藤純子に痺れるわけで、まして、任侠路線を外れた高倉健の映画でオモシロイと思った映画は、『幸福の黄色いハンカチ』くらいで、今回はやめておく。
というわけで、妻は、フレンチレストランへ友人と遊びに行ってしまったし、山の補給食でもつくろうと、朝から色々と台所仕事。
パンも、パン種が過発酵してしまうので、捏ねて焼かねば。
というわけで、色々忙殺されて、10時ころ、パン種の一次発酵の合間に、トレイルランに出かけた。
いつもの、北向地蔵往復、19キロコース。
体が重かったけれど、片道1時間で北向き地蔵へ。
ハイカーが多くて、歩くことが多かったのに、案外早く北向き地蔵についてしまった。新フォ−ムがいいのかしらん。
この時期、昨年は、飯能アルプス、飯能から武甲山、武甲山から羊山公園経由で西武秩父駅までを2回か3回。同じコースで、途中の伊豆ヶ岳を往復するのを3回やったはず。
今から思えば、ツマランことやっていたな。
そういうことやっている人には、そういうつまらないことは、やめて、早く自分のやりたいことを見つけなさいとアドバイスしたいね。
ま、冗談はさておき。、それに比べれば、可愛らしいもんだけれど、スピードは確実に速くなっているぞ。
リィディアードは偉大なり。本当に、選手になりたい人は、この人の本を読んで、そのとおりにやればよろしいのだけれどね。
50を過ぎたら、運動は2,3時間にしておきたい。残る時間は、自己実現のために利用するのが正しいんだね。
というわけで、家に帰って、幸田露伴の『五重塔』を読み、長谷川和彦監督の『太陽を盗んだ男』を久しぶりに見て、休みを堪能ス。
よく遊びよく学べだよ。バランスが大切。







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2015年04月28日

グレープフルーツ

土曜日の晩、FM聞いていて流れた音楽が気に入ってしまった。

Love PsychedelicoというグループのGrapefruitsっていう曲。

探して見つけてよかった。英語の発音がいいんだね。

ボブ・ディランとビートルズの香りがする素晴らしいグループだね。

https://www.youtube.com/watch?v=vic2og0xztg

今朝は、ちょっぴり早起きして、ボブ・ディランの”風に吹かれて”を聞きながら、15キロ里山ジョグ。

舗装路でも山道でも同じようなフォームで走りたいというところがあって、山道では歩幅をその分小さくして、腰で走るようにしているのだけれど、なんとかものになりそうで、坂道も疲れることなく速く走り切ることが出来そうだ。

腰で乗っかる感じ。そういえば、坂道の腰で上るペダリングと同じような感じだな。

ちょうど、ケイデンスにピッタリな音楽が流れば、そのリズムを捕まえて、乗っかって、腰と肩甲骨で踊るのよ。

皆さん、あっちこっちのトレイルランレースに参加しているようだけれど、あれじゃ、業者にお金配っているようなもん。

もっと一人でも楽しめるトレイルランというのがあるのにね。

今日は、ガマズミ咲いてました。

大勢というは、楽しめない。ひとりが一番。それか、話の会う仲間と少人数というところか。

ロックンロールのお供があれば、おいらは、これで、十分さ。

明日は、長距離をこのスタイルで走ってみたい。

走れるトレイルって言えば、人の来ないあそことあそこかな?

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2015年04月26日

谷中・根津・千駄木散歩(都バス草46系、41系)

早朝、北向地蔵往復タイムトライアルをして、新フォームで2時間切って家に到着。

登りは、誰かに引っ張られているようで、とても気分がイイのだが、その分スピードが上がるので、2時間走った疲労度はあまり変わらない感じがする。

家に戻って、池袋へ。

パルコ前あたりから、草63系の浅草寿町行きのバスに乗る。もちろん、500円のバス一日乗車券を購入する。

都バスで運転手さんに発券してもらうのだ。テレホンカードのようなもので、裏側には有効日と23区内1日乗車券 大人500円 車0264との記載がある。このバスは、0264という記号で示されているんだな。これで、一日に何度でもバスを乗り継ぐことが出来る。

都バスを乗り継いで、青梅の都バスで、成木方面へ行き、そこから飯能まで歩いて帰るというのも考えているけれど、23区内と書かれているから、これでは、利用できないようだ。

住み慣れた実家の近所を通りぬけ、巣鴨、白山下を経由して芋洗坂下下車。

下りた瞬間、根津谷中千駄木地域が「観光地」になっていることに仰天。

コジャレたコーヒーショップ、レストラン、甘味処などなど、店先には金魚のフンのように列が連なり途切れることはなさそうだ。

さてさて、どう散歩しようか?

有名な森鴎外の住居後で、明治の文豪たちのサロンでもあった(今は博物館のようなものになっている)観潮楼跡からスタートして、藪下道を伝って、解剖坂を登り、漱石の旧居跡(明治村に移築されたそう)を見て、日本歯科大学をぐるり回って、根津神社。

根津神社がツツジ祭りで、花満開を少し過ぎた感じだが、人人人・・・。ああ、嫌だ。

逃げるように、そうそう、鴎外の「雁」で、S坂と呼ばれた坂が、そのままそうよばれている坂を登ったり下りたりして確かめて、今回はじめての「お化け階段」を登り、東京大学農学部のカフェテラスを眺めながら異人坂を下り、不忍通りに出たら、甘味処アイスモナカで有名な芋甚の前を歩いて、赤字坂。

途中、店の表面に銅板を打ち付けた商家があり、これは、関東大震災の後、焼失を防ぐために流行ったらしい。神保町の古書店にも1軒だけこうした姿を残しているものがあるのをどこかで読んだ記憶がある。

今回、2件ほどそんな店を見つけた。

大名時計博物館の建物をちらりと確認して、伊勢五本店に辿り着いたら、TOKYOBIKEという店になっていて、中にはいって自転車を眺めてみた。

岬坂を下って、全生庵という臨済宗のお寺に、敬愛する山岡鉄舟と三遊亭円朝のお墓があるというので、お参りス。

寿司屋乃池は長蛇の列。空いていたら今度ここで寿司を食べよう。そこを右に曲がってよみせ通りに入る。

巣鴨地蔵通りも昔はこんなかんじだったのが懐かしい。途中右に折れて谷中銀座。

どこも、かしこも人また人。肉屋の店先の揚げ物に列を作っている。ワイングラス1杯400円なんていうのを酒屋でもらおうと思ったら、ここも人が並んでいて、面倒だ。

おう、これが、夕焼け段段。階段を登って、お寺の門に薩長隊の銃の穴の跡を手で撫でてみたり指を突っ込んだりして、その隣の佃煮なかのやで、好物のアサリの佃煮を買おうと思ったが、先を急いで、谷中せんべい手前の路地を右に入って、都せんべいで、単品のせんべいでも買って、小腹を満たそうかと思ったら、12枚入りのしかなくて、諦めたが、この路地も味わいがあって素敵過ぎる。

途中朝倉彫塑館、幸田露伴の住居跡を探して、観音寺の築地塀を鑑賞すれば、気分は「江戸」で、谷中墓地に入り込んで、五重塔の跡を見学する。

小学生の頃来た記憶があるが、幸田露伴の名作「五重塔」は、この塔を建築する職人の話で、高校の頃よんで、いたく感激したもので、もう一度読もうと、家に帰って、岩波文庫を取り出して読みだしてみれば、擬古文で読みやすいとは言えないのだが、やはり、何度読んでも、どこを読んでも名文中の名文。声に出して読んでみても得るものは多いだろう。

その先、いつものオウギョウチとかカバヤ珈琲店なんかもたくさんの観光客で賑わって、下町風俗資料館を左に曲がって言問通りを歩いて、2個めの信号を右折。寛永寺の鐘とかを見ながら、旧上野図書館が子ども図書館に変わっていたり、かつて一度だけ下りたことのある京成線の「博物館前駅」の跡を写真に撮ってみた。

薄暗い小さな駅だった。

ここらで、とてもつかれたので、都バスに乗り込もうとふらふらと科学博物館の前を歩いて、鉄道の高架橋を渡って昭和通りを左折して下谷方面に歩いた。

帰りは、浅草寿町から池袋方面へと行けばいいと思い、草41系のバスに乗って、寿町で降りたら、合羽橋界隈で、降りるところ間違えたわ。

家に5時に戻らなくてはならず、朝のトレイルランの疲れも合わさって、頭痛もし始めたので、バスで帰るのも諦めて、地下鉄で池袋まで帰りましたとさ。

本当は、もっと、都バスを乗り継いで、行き当たりばったりの旅をする予定が、延々と歩く事になってしまって、本日の目的は中途半端に終ってしまった。

どこかに、バスの路線図を書き記した案内本でもないものか?系統と系統が交錯する場所で、都バスを乗り換えて、違う場所に行くというのが理想なのだが。

普段あまり都バスを利用しないので、さっぱり土地勘がない。まあ、1日乗車券500円で、スリリングな旅が味わえるのだから、一つ一つ乗り場所をマスターするしか無いだろう。奥が深い。

昼の11時位から始めるには時間が足りないのも事実で、もっと早くからバスにのるといい。

次回は、神田・日本橋方面。足が伸ばせたら、芭蕉庵の方にも行ってみたい。

まあ、とにかく疲労困憊、げっそりしたな。

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2015年04月23日

映画もまた編集である

『映画もまた編集である』という映画編集者ウォルター・マーチと作家(イギリス人の患者!)マイケル・オンダーチェの対談でできた映画の芸術的な技に関して語り合った素晴らしい本。

フィルムの編集、サウンドの編集を通して、映画の見方がさらに深くなっていき、また、映画の編集作業が芸術一般にも通用するような批評する着眼点を提示してくれていて、これは、何度も読みなおして、言及されている映画をコマ送りで眺めながら勉強し直す気になる本だった。

『カンバセーション・・・盗聴』『ゴッドファーザー』『地獄の黙示録』『イングリッシュ・ペイシェント』に関しては、再度注意深く見ておきたい。

『ゴッドファーザー』のDVDで早回しで該当箇所をチェック。

ラストのシーンのドアの閉まる「カシャッ」という音。

アンソニー(アル・パチーノ)と妻のケイ(ダイアン・キートン)の住む世界の違いを表現する拒絶の音であり、この映画の最後に聞こえる小さな音。

この音の余韻が、どれだけこの映画の根底を支えているか。それは、映画を見終わった将来にまで影響する音でもある。

ウォルター・マーチ氏が、この場面に相応しいたくさんのドアの閉まる音を探したそうだけれど、もう一箇所、同じシチュエーションを見つけ出した。

それは、アンソニーが父ドン・コルレオーネが襲撃された時に、妻が一緒に病院へ行くことを拒絶した時のホテルのシーンで、ドアが静かに閉まる音が強調されていた。

アンソニーとケイが二人だけで部屋にいるシーンで、カメラのアングル等も同じように設定されていて、このシーンの比較だけで、この物語の深遠が覗くことが出来る、ということに、今回気がついた。

映画もまた編集である――ウォルター・マーチとの対話 -
映画もまた編集である――ウォルター・マーチとの対話 -

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2015年04月21日

たけのこ

自然を楽しみ、自由に生きること。

不服従は自由の本当の土台であり、服従は奴隷の土台であること。

本当に人間らしく生きるには、僅かなお金で十分であること。

深呼吸して落ち着いてぐるりを見渡せば、世の中の仕組みが透けるように見えること。

死ぬときになって、本当に生きていなかったと後悔しないように生きることの大切さ。

ソローから学んだそれらのこと。

そんなことを、今朝、先日、竹林から掘り出して湯がかれた「たけのこ」が、タッパーウェアにうず高く積まれているのを見て、そう思った。

少々の味付けをして、汁ごと冷凍すれば、1年はたけのこご飯が楽しめる。

日本が誇れるのはこの絶妙な気候が作り出す豊かな自然であるのにもかかわらず、里山は破壊され、住宅地やゴルフ場のされてしまったし、放射能で汚されてしまった。

国益を第一にするなら、失われた自然の修復に国家予算の大半を費やすのが必要だろうに、株価を上げるために、青天井の税金を投入している。

見えない亡霊のようなものにお金を投入しても、得られるものは、亡霊の亡霊にすぎない。

生活とは、日々の暮らしのことである。

人の生活のあれやこれやを快適に過ごすためのあれやこれやのこと。

衣食住とエネルギーというふうに言ってしまえば、あながち、間違いではなさそうだ。

衣食住にどれだけの費用が必要なんだろうか?

本当は、家など、お金をそれほど使わずに100年保つ家を建てることが出来る。

いい服を買えば30年は保つものもあるし、畑で野菜を作れば、ほとんどお金はかからない。

ここだけの話で、小さな声でいうけれど、本当は、炭水化物は食べる必要はないし、肉も食べなくても、過酷なスポーツもこなすことが出来る。

エネルギー源は、裏山を散歩すれば、いくらでもあるという。

輪番停電の際の蝋燭の炎の美しかったこと。

植え付けられた「常識」を非常識に替えるのは、自然と直接的な関係を保つことと古典を読むことかもしれない。

情報は移りやすく、さっきの情報が今では無意味になっている。

僕らは、自然内でしか生きることが出来ないはずであり、古典は、時の試練に耐えた真実が書かれているから。

それと、最新のニュースが聞きたければ、ふと耳に入った口伝えの情報でぼくは十分だ。

里山では、ジュウニヒトエが咲きました。庭の蕗ももうすぐ食べごろですね。

従順さは、自由の足枷になる。

みな好きな道を歩めばよい。

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2015年04月20日

風邪のぶり返し

昨日から咳がコンコンと出始めて、風邪のぶり返し。

寒さが体の芯まで入ってしまって、なかなか抜けない感じがある。

「ひとり坐し、ひとり臥し、ひとり歩み、なおざりになることなく、わが身をととのえて、林の中でひとり楽しめ。」ブッダがそう言っている。

地獄の黙示録とスターウォーズの関係について書こうと思ったが、気持ちが萎えたので、そのうちに考えをまとめておこう。

posted by ロビオ at 14:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月17日

パタゴニアのサーフィンパンツ履いてみた

Patagoniaのサーフィンパンツと、Trimtexのポロシャツ、手には、Altimateのボトル、ポッケには、iPod touchという出で立ちでトレイルランをしてみた。靴は、メレルのオンロード用のZEROドロップのもの。どこを走るにも、最近はこれを履いていくお気に入りだ。

Patagoniaのサーフィンパンツは十分にトレイルラン用のパンツとして通用するでしょうよ。真夏に汗でへばりつくことがあるにせよ。

iPod touchには、走るペースに合わせて3000曲位入っているロックの懐メロから選んで音楽を再生してくれるソフトが入っている。

いつも、だいたい同じペースで走るので、毎回同じ音楽が流れることが多いのが玉に瑕だから、2週間に1度ほど総入れ替えして、いつも、フレッシュな音楽を聞きながら走ることができる。

昨日は、トラフィックの2枚目のアルバム「Traffic」とボブ・シーガーのライブ盤「Live bullet」、それを購入して、iPod touchに入れた。今朝はかからなかったが。

早朝起きて、誰もいないトレイルを走る。

すれ違ったのは、自分の妻だけ。おっと、ビブラムファイブフィンガーズ履いてた選手もいたな。

最高の気分だ。音楽を聞く最高の環境は森のなかだからだ。走ることによって体の線の境界線が滲み出したところに、音楽が、ココロを体の外に放り出してくれる。ココロがどこまでも拡がっていく。

内田樹の「憲法の「空語」を充たすために」というパンフレットのような薄い本を3度ほど読み返す。

熱狂なきファシズムが少しずつ実現化し始めている。

薄ら寒い。

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2015年04月16日

スペルト小麦でロデブを捏ねてみる

雨上がりの潤っている春の空気を吸いながらジョグすると鼻喉肺が浄化されているような気がして気分良し。

靴が汚れると思って、今朝も舗装路中心に走っていたが、途中で気が変わって、龍崖山に潜り込んでみた。

フモトスミレかな?ヤブニンジンかしら?ヤマエンゴサクなどが咲いているじゃないの。

図鑑片手に、休耕田を歩き回れば、様々な春の野草の花が拝めそう。

骨盤上下を意識して山頂に到達。

山頂では、オジサンがわらび狩り。片手いっぱいにワラビを握りしめていた。

今朝は近くに見える武甲山。削り取られた山肌がギザギザしていて、セミの腹をいつも連想させるんだけれど、今年は、あそこまで家から走ることが出来るかしらん?そんな余裕があるかしらん?とかんがえる。

いつもの道を逆に走れば、こちらのコースのほうが下りが楽しい。

ジェフ・ベック・グループの『監獄ロック』にテンポを合わせて、たのしくダウンヒルを楽しんで終了。ジェフ・ベックがギターの音で、パトカーのサイレン音を作っているのが楽しい。

ジグザグの折り返し部分は、骨盤を進行方向へ一気に向けて、かつ、バンクを利用しながらスピードを殺さずに楽しんだ。

家に帰って、スペルト小麦でパンを捏ねる。

水たっぷりのロデブ・パンだ。

準強力粉ではないので、バゲットのように、皮がパリパリと焼くのは難しかった。ならば、ロデブで、しっとり、モチモチに焼いてみたらどうだろう?と。

経費、1本250円なり。高価なり。

今晩、焼き上げて、少しだけ食べることにしよう。

posted by ロビオ at 09:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする