2015年05月20日

パン・ド・ロデヴ

0520b2

0520b1

全粒粉でパン・ド・ロデヴを作りました。

酵母は、麹でおこしたものです。

5月はパン作りには、最適の温度で、プクプクと過発酵気味でパン生地が出来上がりました。

朝にパンを捏ねて、およそ10時間程度冷蔵庫に入れておきますが、冬と夏では冷蔵庫の温度が違うんでしょうか?発酵し易いのです。

今朝も、パンこねたから、これで、3日連続のパン作りになります。

いままで、無理して、パンを成形していたけれど(レーズンやくるみを入れてみたり)、一度軽く気泡を叩いて抜くだけで、あとは、4つに分解して(一つ250グラム)、オーブンに入れて焼くだけ。

キッチンペーパーを折り目をつけて、隣のパン生地とくっつかないように工夫して焼くといいみたいですね。

温度は、250度で17分。

回りの皮はパリパリ、中はもっちりとした美味しいパン・ド・ロデヴの出来上がり。

焼き上がりの表面の色は、ややきつね色で、調度良い感じ。過発酵だと糖分がなくなるので、焦げ目がつかない白っちゃけたパンになります。酸味も出るかもしれません。

以前、狭山のパン屋さんのパン教室に半年通いました。

その時習った酵母のおこし方から、水の分量、粉の選別も全く違いますが、このパンを食べて頂いた知り合いが、狭山の『ミラベル』さんと同じ味がすると言われて驚きました。そのパン屋さんのパン教室に通っていたものでしたから。そのパン作りの精神をしっかりと身につける事ができたのかもしれません。

まだまだ課題があります。

上手にクープが入りません。パン生地は、固体というよりも液体に近いので、剃刀の刃がうまくたたないのです。

天然酵母と塩と小麦粉だけで作るパンは、嘘がつけません。

私は、バゲットとこのパン・ド・ロデヴだけしか作りませんが、これが上手にできるようになると、他のものは、たいていうまく行くような気がします。

毎日、毎朝、パン作りのトレーニングです。

posted by ロビオ at 09:54| Comment(0) | パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月19日

英語を日本語に置き換える作業はミステリーを解くのに似ている

0519b

英文解釈というのが好きで、難しい英文を、文法やら単語の意味を駆使して理解していくことは、ミステリーを解くのに似て楽しめる。

私が大学受験をしていた頃は、Z会とか、オリオン社の英語の添削は、難しかった。

何度読んでも、何が書いてあるのかわからず、辞書を引き引き、本屋で分厚い辞書を手繰ったりしたこともあった。

自分の実力をはるかに超えた学習素材だったが、宅浪して、通信教育しか受けなかったので、これをするしかなかった。

そんなオリオン社の添削教材を集めて編集したのが『思考訓練の場としての英文解釈』という本で、字が細かくて、今の私には、読むのが苦痛であるけれど、読み返してみると、知らない単語はけっこうあるのだが、一読して内容を把握することが出来る(こともある)のは嬉しい事だ。

いつの間にやら、英文をたくさん読んでいるうちに、英文解釈の力がついているのかも。

それにしても、昔の受験参考書は、素材が、英米の有名作家や批評家(リンドとかモームとか)で、意味内容が素晴らしいもので、英文の極致とも言える省略された文章は、詳細な解説で理解すると、ココロの肥やしにもなって、お勧めだ。

もう一つ、私達の受験時代に一世を風靡した伊藤和夫先生の『英文解釈教室』なる本があって、先日、ブックオフで100円で売っていたので購入したのだけれど、

One notion left over from the nineteenth century and still influecing our thoughts is that two major wars cannot happen within a few years of one another.

という文章があって、

19世紀からあって、現代でも我々の思想に影響を与え続けている考え方のうちの一つに、数年の間隔を置くだけで2度大きな戦争は起こらない。

と言った意味だろうけれども、10代の自分には、この意味することがよくわからなかったはずだ。

現時点で、ああ、そうか! 戦争体験者がいなくなって、戦争の悲惨さや、それが人類の最悪の事態であるということを、自分の体験として語る人がいなくなった頃、大きな戦争が始まるんだ、ということを、短い文章で言い尽くしているのだな、と感嘆するのである。

戦後70年。戦争体験者がいなくなり、記憶が風化すると、他人ごとのように戦争を考え、自分がその場に立って国や企業の捨て駒として濫費されるのもわからず、分裂したカーキ色のメンタリティを纏った積もりに積もった内的自己が、自己開放の場はここにしか無いと、まさに暴発しそうな噴煙のきな臭い香りが漂っている現在、まことに、身につまされる文章ではないか。

ところで、ジュンク堂が配布している(頒価50円と書かれているけれども)雑誌『書標 ほんのしるべ』という雑誌があって、本の紹介がされているのだけれど、この紹介文が実に上手で、どれもこれも読みたくなってしまうのだ。

その中で、『かつて「チョイス」という名の英文教材があった』斎藤雅久著という本が紹介されていて、これは、駿台予備校の英語授業で使われていた教材「チョイス」を改変したものであるらしい。

紹介文では、

直訳して内容を理解するには一筋縄にはいかないものばかりで・・・

というところがあって、そうそう、英文の難しさは、直訳では、まったく日本語として成立していないものが多く、英語の中に入り込んで自分もそれに同化してその言わんとする意味を把握し、体験するといったことが必要なのだということを喚起させてもらった。

というわけで、この本、本屋で立ち読みしてみようっと。

味のある英文をとことん噛みしめるのも、いい日本語の文章修行であろう。思考の訓練にもなるし。

というわけで、写真は、昨日焼きあがった、パン・ド・ロデヴ。

回りはカリカリ、中身は、しっとりの逸品でありました。

色々な方にさし上げて、パン外交に使っております。

今日も、明日も、パンを焼く予定。こちらも、楽しい。

posted by ロビオ at 11:16| Comment(0) | パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月19日

小麦から自作のパン作りへの第一歩

朝イチでパンを焼いて、オギノエンファームのマフィン教室に参加。
パン作りにも役立つことも多かった。
市販されているスーパー小麦と呼ばれている品種改良が進んでいる小麦粉は健康に害を及ぼす恐れなしとは言えないので、せめて、爆発的に品種改良された以前の原種に近い小麦粉でパンを焼きたいと思っていた折、本日農家のおじさんと思いの丈を語った所意気投合。
原種の小麦粉を手にはいれてみたものの、500グラム1000円で、これでは到底、経済的にパンを焼く訳にはいかないのだ。バゲット1本250円以上(小麦粉の価格のみ)かかってしまうから。
ならば、自分たちで、その小麦を作ってしまおうじゃないのと考えるのは、自然な帰結。
朝に、パンを焼いたのは、その原種の小麦粉で焼いたパンの味をおじさんたちに確かめてもらったからだ。
話まとまって、籾を手に入れたら畑で作ってくれるそうで、喜びひとしおだ。
世界中に散らばっている友人たちに声をかけて、小麦を探さなければ!明日から、忙しくなりそうだ。
秋までに手に入れば、畑にまくことになりそうだ。
自給自足の志のある者が集まって、得意分野を伸ばして、互いに助けあいながら、プロジェクトを立ち上げていく・・・。こんなことの始まりの第一歩として、今日は、記念の日になるかもしれない。

マフィンづくりの二次発酵の時間に、裏の竹林でタケノコ採り。
ツルハシ片手に3つたけのこ取ったら疲れてしまったよ。
近々、ボクもパン教室を開くかも。
自分達で作った麹と、その麹で作ったパン種で自分で作った小麦粉でパンを焼くなんてことができそうなので、こいつは、おもしろくなりそうだ。原種小麦畑作教室、麹造り教室、パン種教室、パン教室と一年に4回ほど教室を開かなければ本当のパン作りはわからないかもしれないけれどね。


最近の週末は、アラン・デュカスのフレンチレシピ((アラン・デュカスのナチュルレシピ)で、フランス料理を家で作っている。
今回のレシピも、野菜炒めだが、レモンとピーナッツと生姜の組み合わせが、ハッとする美味しさで、さすが三つ星レストランのシェフだなと、毎回感心する。
来週は何にしようかと、妻とお茶をしながら相談だ。
ゴールデンウィークには、久しぶりに、アラン・デュカスのフレンチレストランで、本物の味を確かめに行くつもりだ。

posted by ロビオ at 19:10| Comment(0) | パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする