2007年11月22日

ナンバ走りなど。

「ナンバ走り 古美術の動きを実践する」と「ナンバの身体論 身体が喜ぶ動きを探求する」以上光文社新書を図書館で借りて、斜め読み。

いずれも古武道家の甲野善紀氏に教えを請うたスポーツコーチが、 古武道の動きを他のスポーツに応用したらどうなるかという視点で書かれている本。

MTBにはですね、「井桁崩し」という技が体の入れ替えには有効かと。1点の支点で動きを支えるのではなく、体の動きを細分化して、 多くの支点が同時に動くので、瞬時の体の変換が可能だとのこと。

例として、鯨が体を入れ替えるのには、ゆっくりとUターンしなければいけないのだろうが、 鰯や群れの小魚が瞬時に群れごと180度体の向きを変換させるように、専門用語で体全体を「割る」というらしいが、 要するに体の各部を細分化して、その細分化された部位を瞬時に同時に変換させるという技らしい。鯨がその体の向きを変えるのは、 えらい時間がかかりそうだけれど、大量の小魚が鯨のような形をした群れを形成していることを想像して貰うと、 その小魚のすべてがくるっと同時に頭の向きを正反対に変化すれば、巨大な鯨の形をした群れは、瞬時に180度回転したことになる。

だいたい、言っていることは、こんな事らしい。詳しくは、上記2冊の本を熟読してください。

ところで、この井桁崩しの技の達人が、あのマジック・ジョンソンだそうである、バスケット・ボールの。ボクは、バスケット・ ボールのフアンではないが、空中で二度伸びるランニング・シュートとか、ビックリしながらビデオを見たことがある。DVDには無いものか。 今度探してみて借りてみようと思う。

「ひねらず」「うねらず」「踏ん張らず」という基本動作を考えると、「金コーチ」の走り方とは全く正反対の走り方になってしまうのが、 困ったことだけれど、なかなか、理論的に面白いことが書かれていると思われる。実際に、古武道に従事している人がいたら、 とてもよくわかるんじゃないかと思うのだが。

しかし、引き出しはたくさんあった方がおもしろい。MTBやらロードやらジョギングやらに応用できないものか、 いろいろと考えるのはとても楽しいものだ。実際、そんなこと寝しなに考えていたら、昨晩は、目が覚めて2時頃まで眠れなかったよ。 そのくらい、エキサイティングな情報を与えてくれる本。

ついでに、「ボブ・ディラン自伝」をば、借りました。洋書が安くなるまでと、頑張ってきましたが、なかなか安くならないので、 翻訳本で。面白い。前作、といっても30年くらい前に出版した詩集?「タランチュラ」は、難解で解読不能なもの出会ったことを考えると、 無駄のないわかりやすい散文家として一流の文章を書く作家としての作品を上梓したのは、フアンにとっては、嬉しいの一言。 半分くらいさっき読み終えた。面白い。

ついでのついでに、ポール・オースターの「リヴァイアサン」も借りました。これは、原書で買って以来、一度も読まず、 そのまま永久にどこかへ行ってしまった本。もう、いい加減、日本語で読もうと決意。ボクの大好きな作家の内の一人です。 同時代に生まれたのが、ホントに幸せ。

そして、本屋では、ジャック・ケルアックの「路上」の新訳が。訳者は、青山南さん。これ以上ない訳者なのではないか。この「路上」は、 河出文庫で今も出ているけれど、イマイチの訳なような気がしていた。これも、図書館で出てくるまで、じっくりと待つか。ちなみに、 佐野元春さんが、ビート族に関する本を書いてますね。ぱらぱらめくったら、ローリング・サンダー・レヴュー中のボブ・ディランがジャック・ ケルアックの墓をアレン・ギンズバーグと訪れた時の写真とよく似た写真が載っかっていた。佐野元春さんも、相当なナルシストね。まあ、 許せてしまうけれど。

さらに、レッド・ツェッペリンのセカンドとBBCのライブを借りたりして、気分は、高校生。ツェッペリンの最高傑作として、Wだ、 フィジカルだと色々人は言うけれど、外野席から言うのも何ですけれど、このセカンドが一番良いですよ。ジミー・ ペイジのギターのリフだけから生まれたような音楽ばかり。これまた、ナルシストよね、ジミー・ペイジも。 Wから急展開するようなブリティッシュ・トラッドの風味も感じられるし(なにせ、Wでは、あのフェアポート・コンヴェンションのサンデー・ デニーが参加してるモンね。そういえば、セッションミュージシャンだった頃のジミーと、ジョン・ポール・ジョーンズがドノヴァンのハンディ・ グルデイ・マンと言ったか、アルバムに参加しているのも自然な感じがする。)。まあ、久しぶりに再結成するんだそうで、25年ぶりくらいに、 聞いてみたまで。ちょっと、ジョギングには合いそうもないのが残念なところ。

 

posted by ロビオ at 15:26| Comment(0) | TrackBack(0) | トレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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