2017年05月05日

「街角 桃色の店」「極楽特急」

5月5日は、「街角 桃色の店」「極楽特急」をシネマヴェーラ渋谷で鑑賞。朝1番で観たので、なんとか座れたが、立ち見が出るほどの盛況。なくなっては困る名画座なので、喜ばしきこと限りなし。私は、会員になっているので、今回、9回目の入場は、無料となったのでありました。お隣に座っていた夫婦は、前回と同じ人だった。
と、周りを見ると皆常連さんらしき人ばかり。
最近、ギンレイホール、早稲田松竹、新文芸坐とここに土日に入り浸っているので、こういうことに気がつくようになった。
「街角 桃色の店」は、前にヴィデオで観たことがあり、そのときは、洒落た映画で感銘をうけたのだったが、今回はそれほどでもなかったのは、どうしてだろう?主演女優にイマイチ感情移入ができなかったのは確か。トム・ハンクス主演の「ユーガットメール」は、この映画のリメイク。
「極楽特急」とは、邦題が的外れ、特急は出てこないので。原題は「Trouble in Paradise」。
時計の針の動きをただ見せて、男女二人の会話を聞かせるだけで、どういう風にこの二人が関係を築いていくかをわからせる手法や、3つある部屋のどこから出演者が現れるかによって、その関係の深さをわからせる手法とか、まあ、見事なものである。
映画でしか表現できない手法の極致まで進んだのがこの当たりの時代で、それは、皆さん、サイレント映画でしっかりと映画の基礎を学んでいるからなんでしょうね。
ルビッチ監督の映画は、話の筋がどうのこうのというよりも、その映画の演出が凡人には思いもつかないやり方でなされるところにあってそこを楽しむのが大人の鑑賞法というもの。
『ニノチカ』『生きるべきか死ぬべきか』『天国は待ってくれる』といった代表作には、及ばないものの、十分に楽しめた。
posted by ロビオ at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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