2013年07月17日

今ここにあること

32才で自転車仲間が逝った。

無常な世で、順番などとてあるものでなし、死は割り当てられた生を生き抜いた結果だ。

墓石が作る影のように、日の光が強ければ、それだけ、死の影は濃くなる。

生と死はコインの裏表で、けっして、分離させることは出来ない。

ならば、よく生きたことは、よく死んだことだ。

善し悪しの物差しは、彼が持っていたものだし、死はすべてを持って行ってしまって、今は、その痕跡もない。

かれは、よく生きたのだろうか?

ただ、そうであったと信じたい。

長命を保って逝った者も、早く逝った者も失うものはまったく一緒だ。

現在というまさにその一点。

過去が如何に長くとも、所有していないものを失う事は出来ない。

未来が如何に明るかろうと暗かろうと、所有していないものを得ることは出来ない。

だから、自分にも問いかける。

お前は今、ここで、よく生きているのかと?

posted by ロビオ at 13:16| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
言葉、沁みました。
Posted by ほりうち at 2013年07月19日 23:21
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