2017年05月04日

ルビッチ三回目

シネマヴェーラ渋谷のエンルスト・ルビッチ監督特集の3回目は、『小間使』と『生きるべきか死ぬべきか』の二本立て。先週『生きるべきか死ぬべきか』は見たので、どうしようかと思ったが、『小間使』の主演が、シャルル・ボワイエとジェニファー・ジョーンズと聞いたら見なければじゃないの、ということで、早朝パンを焼き、トレイルを1時間ほど走ってから行ってきました。
『小間使』は、イマイチって感じたけれど、いい大人がピンポンダッシュして、大人を困らせるっていうのも大人げないフランス生まれのシャルル・ボワイエの完璧な英語ってどこで身につけたんでしょうかねえ。とか、ジェニファー・ジョーンズの歯並びの良さは、これ、入れ歯でしょうかと変なところに気が行ってしまったけれど、ジェントルマン階級の荘園に住み込んだ主人公たちの上流社会、とくに、執事たちの世界は、あの名作『日の名残り』より本物ぽくて、感心しました。が、多分、こういう世界をおちょくった内容のギャグがイマイチわからず、チェコ生まれで亡命したボワイエに関するギャグもあっただろうに、それもわからず、要するん、そういう文化を背景にしたギャグがわからないのが、イマイチこの物語に乗れなかった理由だと思われる。
もういちど、みれば、わかるかもしれないと思ったのは、先週見た『生きるべきか死ぬべきか』を再度見て、話の内容が完璧にわかってわからなかった筋がつながって、溜飲を下げたからでありました。
感心するのは、映画の画面の平衡感覚というか、画面のバランスを3次元で完ぺきにこなしているその技ですね。こういうところを、小津安二郎も見習ったのかしらん。
まだまだ、目の離せないルビッチ監督特集。まだまだ、通いつめます。



posted by ロビオ at 09:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする